アルコンの新システム 「MARLÖ」が始動 医療DX化がどんどん進んできています

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アルコンの新システム 「MARLO」が始動 医療DX化がどんどん進んできています

これまで、数回にわたり

2022年3月に、アルコンの金井陽子部長がオムニチャネル

案内に来社されていました。

最初の案内があってから、

修正が加わり、2年以上が経過しています。

私からの意見も取り入れられたシステムです。

今回の支払い日では、

そのオムニチャネルがついに始動するという

お話と案内を受けました。

オムニチャネルとは、実店舗とネットショップの

境をなくした新しいショッピングの形です。

アルコンから話があったのは2年前ですが、

アメリカのダラスにあるアルコンの本社では、

約5年前から、このDX化についての

開発を始めていたそうです。

日本支社の社員がDK化を知ったのは、

1年前だそうです。

そしてつい先日、日本支社に向けた研修があって

アルコンの兒島弘文さん他7名がアメリカのダラスへ行き、

研修会を受けてきたそうです。

このシステムの研修があったのが、

まずはアメリカが一番最初で、

2番目は、日本支社でした。

それほど、日本におけるコンタクトレンズ市場は

重視されているのです。

新システム「MARLÖ」

今回、7月より始動する新システムは

「MARLÖ」といいます。

現在、日本では、超高齢化社会の到来や

少子化、働き方改革など、

多くの課題を抱えています。

そこで、医療DXという、

医療分野におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)

が大切になってきます。

医療現場において、

デジタル技術を活用することで、

医療の効率や質を向上させることを

目的としているそうです。

ユーザーの購買行動が変化

スマホの普及や、

キャッシュレスの定着に伴い、

ユーザーの購買行動が変化していると言います。

そこで、新たな価値である、

デジタルで繋がるサービスを

アルコンが作りました。

コンタクトレンズは、

販売店で買うと、眼科の検査を受けられることや、

安心感があるという利点がありますが、

現在では、買いに行くのが面倒や、

待ち時間が長いことから、現在、

眼科専門医が介在しない、

医療性が期待できない

インターネット経由での購入が増えています。

医療で得られる高い価値を

評価する一方で、利便性を求める

時代になっているのです。

2023年の調査では、2017年からの

6年間で、約20%のコンタクトレンズユーザーが

販売店での購入から、

インターネットでの購入に切り替えたそうです。

そこでアルコンが考えた新システムが

コンタクトレンズユーザーと

店舗をつなぐ、MARLÖです。

ユーザーが、MARLÖを使い、コンタクトを購入し、

眼科、販売店に入金がされます。

眼科、販売店は、ユーザーに

定期検診の案内を送るだけです。

コンタクトレンズは、アルコンから直接

ユーザーに届けられます。

MARLÖを使用すれば

処方箋に基づいた、

オンライン販売が可能になります。

アルコン製品に限りますが、

販売する製品や価格は、店舗が自由に設定できます。

他にも、キャッシュレス決済にも対応していて、

現金払い希望の方は、代理注文や支払いにも

対応しているそうです。

24時間いつでも注文が可能で、

最短2日で自宅に配送されます。

コンタクトレンズの指示書の

更新のタイミングで、自動的に

メールでお知らせします。

この辺りは、他のメーカーのシステムと

大差ありません。

このようなシステムは、

購入が簡単になるので、ユーザーには

多くのメリットがあると思いますが、

販売店には、どんなメリットが

あるのでしょうか。

店舗側のメリットとして、

・コンタクトレンズ販売業務を簡素化

・継続的来店促進が可能に

・自由な購入方法で離脱を最小化

など、他にも様々なメリットを挙げています。

この先我が社でも、アルコンの実施する

この新システムの勉強会を予定しています。

メルスプランに始まり、

シードのらくらくシステムなど、

様々なシステムが出来ています。

コンタクトメーカー各社とも、

他にも、新しいDXの経営戦略を行っています。

詳細については、また、

発表ができるようになった時に紹介します。

 

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