価格競争を回避できる 優れた経営の仕組み を創りたい 受講はいつも最前列の真ん中
投稿No:9897
価格競争を回避できる優れた経営の仕組み を創りたい 経営学を学ぶ 第一歩の始まり いつも最前列の真ん中に座る 修士課程修了には3年の在籍が求められました【社長経営学】シリーズ41
震災復興も 一段落した
2000年1月のことでした。
大学院進学は学生時代に望みだったことと、
気持ちのゆとりもできたので、
これはおもしろいと思い、
神戸商科大学大学院 経営学研究科へ
小論文と志望動機を添付した
入学願書を提出しました。
志望動機は、
「経営学を学んで、もっと優れた経営を目指したい」
と書きました。
2月に緊張の面持ちで面接とテストを受けると、
すぐに合格通知がきました。
大学院の夜間主コースは
働きながら学ぶ制度で、
当時は先進的な試みでした。
これから系統的な経営学を学ぶ
第一歩が始まると思えば、感無量でした。
修士課程は一般的には2年が修学期間です。
神戸商科大学大学院では、
夜間主の社会人院生の
修学期間を3年に設定していました。
その理由は、1校か、2校の大学院を修了すれば
それに応じた資格試験の免除があり、
その特典を目当てに
大学側からすれば、不純な動機で
大学院へ入学して来る学生への対抗策でした。
会計科目を含む、2つの大学院を修了すれば
税理士の資格が無試験で得られる
特典があることを初めて知りました。
そこで、商大は2年を希望する社会人院生には、
修士論文の代わりにレポートを提出という
変わった制度を採っていました。
神戸商大としては、
2年では修士と認めない方針のようでした。
3年在籍しないと修士論文は書けません。
したがって、修士課程修了にはなりません。
私は修士論文を書ける
3年のコースを選びました。
当時の神戸商科大学は神戸市西区の学園都市に
移っていましたが、サテライトキャンパスが
三宮の神戸交通センタービルにありました。
会社から200メートルぐらいの至近距離です。
ここなら仕事が終わるころに出かけても、
講義に間に合います。
4月から講義は始まりました。
森喜朗内閣が発足したころでした。
経営学を学んで、価格競争に対抗できる
経営の仕組みを創りたいと考えていたので、
講義には熱が入っていて、
真剣勝負の気持ちでした。
いつも最前列の真ん中の先生のすぐ前に席を取り、
講義に注意を集中させて一生懸命、
知識を吸収しようと心掛けました。
社会経験を積んで聞く
経営に関する講義は、
次から次に疑問が湧いてきて、
すぐに手を挙げて先生に質問していました。
後から聞いた噂では、
先生方も実践経営にだずさわっている社会人に対して
経営に関する講義をするのは初めてなので、
どんな質問が出るのか、
随分と心配されたようでした。
入学直後に、
思いがけない事が起きました。
慣れないパソコン操作と、
専門書を読む長時間の座学が続き、
腰痛になってしまったのです。
突然、激痛に見舞われました。
柱にすがって立ち上がり、壁を伝わって歩き
やっと、食卓のテーブルにたどり着くような症状です。
(過去ブログ:神戸商科大学 実践経営マーケティング研究会)
整形外科の先生の診断は、
手術か、筋肉強化の選択でした。
手術が嫌なら、背筋を強くするようにと、
アドバイスをされました。
そこで、おもしろいことを考え付きました。
それは、大学の水泳部に入部して
水泳で筋力を鍛える方法です。
神戸商大水泳部入部へ続きます。