三宮から淡路市へ移転したうどん屋 かま釜うどん 「商売は立地7割」が SNS効果で変化

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三宮から淡路市へ移転したうどん屋 かま釜うどん 「商売は立地7割」がSNS効果で変化していきているようです

神戸三宮駅の近く、

琴ノ緒町で釜揚げうどんの

お店をしていた経営者がいます。

5年前に、淡路市柳沢という地区に移転しました。

三宮の繁華街と比べると、

まったく反対の過疎地区です。

周りは畑、田んぼ、山林の田園地区で、

夜になると猪や害獣が畑に侵入するような田園です。

古民家を改装して、

ここで、かま釜うどんと言うお店を始めました。

なぜそんなところに?

というような場所です。

こんな辺鄙な場所にお客はくるのか?

と不思議に思うほどの過疎地です。

偵察がてらお昼ご飯を食べに、

行ってみることにしました。

このお店も、山の中にポツンと現れる、

古民家を改装したお店です。

敷地は広いので、駐車場は広く、

たくさんの車が駐車できます。

行ってみると驚いたことに、

たくさんの車が止まっていて、

お客さんが多くて、順番待ちの状態でした。

このお店もSNSのおかげで、

賑わっているようです。

店内に入ってみると、

清潔感のある店内です。

古民家は中庭があって、

ガラス窓からは中庭がみえます。

この中庭の席でも、食べることができるそうです。

古民家の趣が、訪れる人々に

心地良い時間を提供してくれています。

ここも、古民家を

うまく生かした、

店内の造りになっていました。

しかし、古民家という価値は

数ある構成要素の1つにすぎません。

メインのうどんは美味しいのでしょうか。

楽しみに注文することにしました。

メニューの数は

それほど多くありません。

変わり種の、クリームうどんなどもあるようです。

やはり、普通のうどんが食べたいので、

私は、あんかけうどん、

奥さんは釜揚げうどんをいただきました。

注文したうどんには

どちらも、天婦羅がついています。

ボリュームがしっかりとあり、美味しそうです。

うどんは手打ちうどんで、

食べてみると、コシが凄く、やや硬めの麺でした。

味は、美味しかったです。

商売は立地7割と

思ってきましたが、

立地条件の大きな変化をかんじました。

立地がビジネス成功の鍵とされている一般的な考えは

今はもう変化してきているのかもしれません。

繁華街の喧騒から、

過疎地の静寂への大きな転換は、

一般的に見ると驚くことであり、

とても大きな冒険に感じますが、

このかま釜うどんは

変化に適応し、成功を収めたのです。

淡路島では

古民家を改装したお店で、

SNSを使い、お客さんがたくさん来ているお店は

たくさんあります。

SNSの力はすごいなと、

このお店でも、実感しました。

多賀の浜が近いからか、

カニの置物が、いくつか置いてありました。

このかま釜うどんは、

日〜水曜日は完全予約制となっているようです。

行かれる方は、お店の営業情報を

よく見ていくことをオススメします。

寒いこの季節は、

うどんがいつも以上に美味しく感じました。

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