コバルトブルーのメダカを創りたい 親のメダカを探しに 淡路市のメダカ屋さんへ

投稿No:9709

コバルトブルーのメダカを作りたい 親のメダカを探しにメダカ屋さんへ

私には今、

ささやかな目的があります。

それは、メダカを交配させて、

私オリジナルのメダカを創ることです。

以前より、メダカ飼育が趣味で、

自宅にはメダカ池を作り、

たくさんのメダカを飼育しています。

飼育には力を入れており、一時は、

4つの池で多分1000匹程度になっていたほどです。

特に、コロナ禍の自粛中には、

外出しないで、温室で

メダカの育成で気を紛らわせていました。

(過去ブログ:私の自粛中 外出しないでメダカの育成で気を紛らわせています。

お気に入りの種類は幹之(みゆき)

私は、幹之(みゆき)という種類のめだかが好きで、

飼育しているのは、幹之ばかりです。

幹之メダカ

幹之には、背中にメタリックな光沢が青白く光っています。

幹之は水槽で横から見るより、

上から観賞するほうが美しく見えます。現在では、

品種改良をして、

より強く背中が光るメダカが人気です。

コバルトブルーのメダカを創りたい

幹之という品種はもともと、

青白~淡いブルーみの体色と、

なめらかな金属質の光沢が特徴の品種です。

近年の改良メダカブームの中で作出された品種には、

青メダカに由来する品種が多くあります。

青の体色が濃く出た個体も、

現在では販売されています。

私はその中でも、コバルトブルーの

スリスズメダイのような、メダカを創りたいのです。

海水魚のような、鮮やかなメダカは、

現在世界には存在していません。

オリジナルめだかを実現するために、

休みの日は、親になるメダカを探しに、

様々なメダカ屋さんを巡っています。

今回は、淡路市塩尾にある、

メダカ・アクセサリー・雑貨を販売している、

amam(アムアム)さんへ行ってみました。

amamはご夫婦で経営しているお店です。

コンテナを使用したお店の前には、

たくさんのトロ船が置かれています。

さっそく、メダカコーナーを見て回りました。

このamamは

メダカの即売会イベントなどにも

出店していることがあるそうで、

思っていたより、多くのメダカが販売されていました。

それぞれ、綺麗なメダカが多くいます。

青いメダカを見せてもらいましたが、

体色に黒色が入っており、

残念ながら、私が思うようなメダカではありませんでした。

青幹之メダカ

青メダカはどんどん進化を遂げている

改良メダカの種類です。

しかし、青いメダカを交配させていれば、

少し青色が強いメダカができることはありますが、

いつかはコバルトブルーのメダカができる、

と言うわけではありません。

メダカの体色の遺伝子型が遺伝するパターンは

おおよそ分かっていますが、体外光の遺伝子型や

遺伝率がハッキリと分かっていないのです。

(参考:メダカの飼い方.com

そして、品種改良の基本には、

メンデルの法則」の知識が必要になります。

もし、何かの突然変異で、

1匹だけコバルトブルーのメダカが出来たとしても、

それでは意味がありません。

メダカはせいぜい2~3年の寿命です。

遺伝子の固定が必要です。

品種改良は望む形質を持つ個体が誕生したら、

その時点で成功とはならないのです。

望む形質が顕性であるか潜性であるかを把握します。

そして、その遺伝形質を持つ個体を継続して得られるように、

その後何世代にも渡って繁殖と選別を繰り返し、

「固定」に成功して初めて

新しい品種として認められるのです。

(参考:トロピカ~

コバルトブルーのメダカを創るまでの

道のりは、まだかかりそうです。

メダカは、コバルトブルーの体色を発現するには

現時点では難しいのかもしれません。

しかし、メダカ飼育は楽しいので、

これからも、飼育を楽しみつつ、

品種改良にもチャレンジしていきたいと思います。

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