会社設立 会社のロゴとマークも制定 予想以上の広告規制に直面です【社長経営学】シリーズ 18

投稿No:9632

会社設立 会社のロゴとマークも制定 お客様は増やしたいけど体制には逆らえない【社長経営学】シリーズ 18

社長経営学シリーズ17 コンタクトの医療性と商品性

会社設立  

さんプラザビルで

コンタクトレンズの販売を始めました。

会社の名称は、さんプラザビルから

さんプラザコンタクトレンズとしました。

会社設立登記は、

開業からしばらくしてからです。

1971年12月1日に設立登記をしました。

本社は神戸の中央区三宮町の

さんプラザビル3階です。

美しい瞳 広がる世界

これが創業時に考えたイメージコピーでした。

キャッチコピーを決めて、

シールを作りました。

コンタクトレンズを装用すると

見える世界が広がるように見えるイメージです。

設立時に、会社のロゴと

マーク(商標)も制定しました。 

理念を伝えるマークの由来は

従業員、顧客、取引先、社会、株主、

医療関係者そして地域の利害関係者 など

7部門のステークホルダー(利害関係者)の方々と

共存、共栄できるように

7つの繁みの膨らみをもった

繁栄の樹をイメージしてデザインしました。 

神戸の地域社会にしっかりと根を張り、

未来に向けて大きく枝葉を伸ばせるように、

太陽の光のような暖かいご支援を

この樹に降りそそいでいただけるようにとの願いです。

特許庁へ意匠登録

trademark01

創業時にデザインした樹のマークは

35年後の平成18(2006)年

7月14日に商標登録しています。

創業時からの理念を表すこの樹のマークは、

さんプラザコンタクトレンズの大切なシンボルです。

2005年12月より特許事務所を通じて

特許庁に対する商標登録の準備をしてきました。

trademark02

少し時間がかかりましたが、

2006年7月14日に無事登録され、

特許庁長官の名の下に

商標登録証が発行されました。

規制に直面

コンタクトレンズの販売を始めてみると

予想以上の広告規制に直面しました。

兵庫県は大阪府に比べると

眼科医会の広告規制が強くDM、看板、新聞広告、

新聞折り込みチラシなどの広告活動はタブーでした。

価格についても

割引価格、値引き価格で

お客様を勧誘することはできませんでした。 

業界に張り巡らされた情報網に触れると、

協調を乱す行為として注意を受けるのです。

三宮の繁華街での新規開業は注目度が高く、

なにか変ったことをしていないかと

同業者のスタッフから注目され、

監視もされていました。

診療所の前に

コンタクトのスタンドを

置いただけで注意を受けたのです。

お客様は増やしたいけど体制には逆らえないし、

こうなると購入者からの

口コミに頼らざるを得ません。

お客様づくりは広告に頼らない

地道な取り組みになりました。

社長経営学 シリーズ19へ続く

社長経営学 関連記事 アーカイブ