手間のかかる温室管理 気温が上がると 亜熱帯植物は日光を浴びる野外へ植木鉢を移動
投稿No:9566
手間のかかる温室管理 気温が上がると 亜熱帯植物は日光を浴びる野外へ移動
夏に向かって、気温は上がってきます。
寒い間アルミ温室に入れていた
沖縄の亜熱帯植物の植木鉢を
直接太陽の光が当たる野外へ出す季節です。
寒さを避けて、温かい温室で冬を越した
沖縄の亜熱帯植物の鉢植えを
太陽が当たる野外へ移動する作業をしました。
アルミ温室を作って、鉢を外に出す作業は
当初はそれほど苦にならなかったのですが
最近では大変、重労働な感じがします。
その原因は
1.自分自身が年を取って来て
重いものを動かす力が弱くなったこと
2.鉢植えの植物がどんどん成長するので、
生長に合わせて
鉢の大きさを変えているので、
今では小さな鉢が大きな鉢に変わったこと
この2つの理由でそう簡単には亜熱帯植物を
野外に出すのは楽な作業ではなくなりました。
これから考えないといけないことは
年はさらに取っていき、
植木鉢はどんどん大きくなることです。
これではとても体力が追い付きません。
だったらどうするのか、
今のうちに考えないと
いけない時期になってきました。
趣味でやってる園芸なので、
誰かにバトンタッチするには
趣味が合わないといけません。
しかし、こんなしんどい作業を
喜んで引き受けてくれる人は
まわりにはいません。
鉢を野外に出す以外に、
アルミ温室の中の植木の剪定をしないと
散髪に行かない髪のように
めちゃくちゃな髪型になっています。
これをすっきりとカットして、
見栄えのいい温室にする作業があります。
伸びている植物は
1、ブーゲンビリア
2、アリアケカズラ(アラマンダ)
3、ベンガルヤハズカズラ
この3つのツタが思う様に光が当たる方向に
どんどん伸びて、天井にまで届いています。
これを脚立に上って剪定をする作業があります。
素人が高い脚立に上って
植木バサミを使って
上を見ながら作業していると
足元が不安定になり、
落下してしまう事故があります。
園芸学校でも注意されたのは、
1人で脚立に上がらないことです。
誰かが下の方で脚立を支えていたり
注意を呼び掛けたりして共同で作業しないと
思わぬ事故がおきてしまいます。
2メートルほどの落差があれば
簡単に骨折してしまいます。
下がコンクリートなので
脚立から落ちて腰を打つとか
手足を打撲すれば、
1か月以上の入院すらあり得ることです。
こうなるとあまり無茶なことはできません。
わかっていても、
自分がしなければ誰がする
誰もしなければこの温室はどうなる、
このような自己責任を感じながら
かなり剪定が進み、枝葉が茂って
天井が見えなかったところも、
天井が見えるように明るくなりました。
最初、温室を作ったときと比べると
今の状況は、ずいぶんと
汚れが目立つようになってきました。
(過去ブログ:アルミ温室の床 アルミ温室をつくる(13))
水圧洗浄機を使って、汚れを水圧で
キレいにするようにやってみましたが
元のようにはなりません。
自分が好きでやってることですが、
この気持ちが報われるのは、
同じような趣味を持った人がやってきて、
私のしていることを
物凄く褒めて評価してくれたら
このしんどさが
50%以上は消えると思います。
でも、誰もほめに来てくれません。
趣味とはそんなものです。