淡路市 コウノトリ増殖中 生息地の確保 パソナが 強力なライバル にならないか心配

投稿No:9558

淡路市でコウノトリが増えています 生息地 パソナの事業展開が障害にならないか心配 幸せを運ぶ鳥 淡路島のコウノトリ ヒナが 巣立ちの準備をしています

絶滅危惧種 コウノトリが、

全国で少しずつ見られ始めるようになっています。

「幸せを運ぶ鳥がきてくれて嬉しい。」

「できるだけ長くいてほしい。」と、

各地で、歓迎の声が上がっています。

淡路島では、3年連続で、

コウノトリのふ化が確認されています。

コウノトリが好む餌が多くいる川や水田、

湿地に恵まれ、自然が多く残る島だがらでしょう。

コウノトリ達は、

自然環境にあった場所を見つけるのです。

兵庫県立コウノトリの郷公園

自然保護地の公園に パソナの巨大水鉄砲

兵庫県立淡路島公園の敷地は広く、自然保護地です。

渡り鳥や、ため池に定住していた野鳥や、

動物たちには、静かな楽園でした。

ここにパソナは、水鳥たちに向かって

巨大水鉄砲の大砲を設置しました。

とても脅威となる音響、喧騒、営利施設です。

巨大水鉄砲の攻撃を楽しいと感じるのか

野鳥の楽園を壊して、なんとも思わないのか?

ここに、景観を守るのか、経済を優先するのか

その価値観の差異が表れてきます。

コウノトリは、こんな巨大水鉄砲に脅されると

淡路市から逃げ出してしまいそうです。

コウノトリの好きな場所 パソナも同じです。

パソナが事業展開している

田舎風の宿泊できる飲食店は

田園風景の感じられる、

周りに田んぼ、ため池、草牧地で

周りに人家が少なく、夜間はネオンの灯りがつかない

自然環境の選択がコウノトリの生息地と被っています。

パソナとコウノトリが同じ自然環境を張り合えば

コウノトリは撤退せざるを得ません。

コウノトリは同じ場所で巣作りをします。

淡路島のコウノトリは、

毎年、電柱の上に巣を作っています。

そして、卵を産んで、ふ化します。

今年の淡路島のヒナは、3月にふ化し、

もうすぐ巣立ちをするところまで育っています。

淡路市教育委員会は、

コウノトリのヒナの愛称を募集しています。

愛称は毎年公募しており、

2021年に誕生した雌は「 淡夢あむ 」、

22年に生まれた雄は「 淡輝あき 」、雌は「 淡美あみ 」

と、名付けられています。

「前向きな気持ちになるような愛称を」

と、呼びかけているそうです。

市内在住、在学、在勤のいずれかであれば、

応募できるそうです。

決定した愛称は、6月頃に発表されるそうで、

今年は、どんな名前になるのか、

今から楽しみにしています。

1971年、コウノトリが、

一度、日本の空から消えてしまった時、

最後の生息地であった兵庫県の豊岡市では、

もう一度、野生のコウノトリを

羽ばたかせようという計画がスタートしました。

兵庫県立コウノトリの郷公園

そして、長い苦労の末、2005年、

豊岡のコウノトリの郷で飼育されたコウノトリが、

ゲージから放鳥され、再び、コウノトリが

日本の空を舞いました。

その後、2007年には、実に、43年ぶりに、

豊岡市の野外で、ヒナが巣立ちしました。

以後、順調に、野外で繁殖しています。

(参考 コウノトリと共に生きる豊岡

親子が仲良く、巣で話しをしているようです。

二羽一緒にいる姿は、本当にほほえましいです。

コウノトリ達は、島内で、少しずつ、

生息範囲を広げています。

とても嬉しいことです。

パソナも、事業範囲を広げています。

いつか、コウノトリが

淡路市から離れていかないか

今から市民の間では、懸念しています。

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