生田祭 4年ぶりに開催 地域の繁栄と安全祈願を願う 生田神社の例祭「生田祭」を見てきました

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生田祭りが4年ぶりに開催 地域の繁栄と安全祈願を願う生田神社の例祭「生田祭」

神戸 生田祭

生田神社の氏子地域である中央区・兵庫区の

安全と繁栄を願う祭典です。

生田神社の11か所にものぼる氏子地区が、

11年に1度の輪番制で生田祭を執り行います。

新型コロナウィルスが流行する前までは、

年に一度行われる、恒例行事でした。

しかし、コロナによってお祭りの開催は見送られてきて

今年4年ぶりに、生田祭りが開催されました。

当番地区を中心に、

約1㎞にもなる祭り行列を形作り、

生田神社周辺と当番地区を練り歩きます。

このお祭りは、生田神社周辺の春の風物詩なのです。

猿田彦を先頭に、源平合戦の源氏方武将、

獅子舞やお稚児さん、

子供神輿に大人神輿が次々と練り歩きます。

この「生田祭」の歴史は古く、

寛文3年(1664)の絵巻物にもその様子が描かれています。

終戦までは、中央区から兵庫区の約30㎞を

1日がかりで渡御(おわたり)を行ってきたそうです。

(参考:KOBECCO

猿田彦を見ることができました

お祭りの先頭にいる天狗を猿田彦と呼びます。

猿田彦は神様の一人で、天皇の先祖を

天界から日本へ道案内したと言われております。

その道案内した事から現在でもお祭りの先頭に

配置されるそうです。神様を道案内する役目です。

(参考:お祭り天国

400年の歴史 生田祭

生田祭神幸式 御渡り式では、

約400年の歴史の中で初めて

メリケンパークから神輿巡行がスタートしたそうです。

その後、中突堤中央ターミナルや元町商店街、

南京町を巡ります。

4年ぶりの開催とあって、

とても盛り上がっていました。

子供神輿も盛り上がっていました

みんな法被を着て、

小さなお神輿をわっしょいわっしょいと

力を合わせて運んでいきます。

お神輿は神様の乗り物です。

神社にいる神様が神社から出て

氏子地域内を回るのに乗ると言われております。

神様が神輿に乗って地域を回り、

災い等を吸収していき地域を守るのです。

2018年には、松葉眼科で

獅子舞による厄除け・招福の舞を行ってもらいました。

この年は12年振りに三宮地区を練り歩くということで、

松葉眼科もお願いしたのです。

地域の繁栄を願い、獅子舞が店舗にやってきて、厄を祓い、

皆様に諸々の災いなく平穏無事に過ごせるよう、

厄払け・招福の舞を執り行ってくれるのです。

眼科の入り口で音色を奏で、

獅子は待ち合いに入り舞ます。

待ち合いにいる患者様にも

獅子舞を楽しんでいただきました。

院内は笑顔に包まれました。

(過去ブログ:松葉眼科に獅子舞!生田祭の神幸祭

コロナの規制緩和で

少しずつ、様々な行事が復活してきました。

まだコロナ前と同様、というわけにはいきませんが

少しずつ活気が戻ってきていて嬉しいです。

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