コロナ禍 終息傾向へ  コンタクトレンズの需要回復 欠品と値上げ

投稿No:9523

三年に及ぶコロナ禍のために コンタクトレンズの需要は減少 今年から需要が ゆっくりと向上

コンタクトレンズ価格1割高 ウクライナ侵攻で視界不良

 

使い捨てコンタクトレンズの平均販売価格が

5年で1割ほど上昇している。

ウクライナ危機の影響で、

一部製品の生産や輸送に支障が出ているようだ。

新型コロナウイルス禍からの

経済再開の動きで外出機運が高まり、

コンタクトレンズを使う動きが

活発化した影響などが重なり需給が締まった。

スマートフォンやパソコンなどに触れる機会が拡大し

「疲れ目」への悩みが深まるなか、

弱り目にたたり目の価格上昇となっている。

このような、報道が報道各社からありました。

これを踏まえて、取引先各社との商談です。

ジョンソンエンドジョンソン

ジョンソンエンドジョンソンは、

近く、すべてのレンズを大幅に値上予定しています。

これまでも、そうでしたが

ジョンソンエンドジョンソンは、値上げの前に

メーカーとして、ユーザーへ

公式な告知案内をしません。

ネットで検索しても、

ジョンソンエンドジョンソン社の見解はありません。

販売店には守秘義務を盾に告知をさせません。

販売店としては、ユーザーとメーカーの方針の

板挟みにあって、苦しい立場です。

メニコン

村井智裕 関西ブロック長、

吉谷慎太郎エリアマネージャーとの商談です。

三年に及ぶコロナ禍のために

コンタクトレンズの需要は減少し、

各社とも売り上げ伸長に困っていました。

風向きが変わってきたのは

ロシアがウクライナ進攻と

中国のゼロコロナ政策が始まった

2022年がきっかけになったようです。

遠くの戦争のように思えますが世界の経済は

供給ルート、販売ルートの

サプライチェーンが繋がっているのです。

石油・ガス・金属・燃料費・輸送費などが資源が高騰すると

コンタクトレンズの製造コスト、輸送コスト、販売コストが上昇し

ジョンソンエンドジョンソンを中心に

コンタクトレンズの値上げが始まりました。

さらに製造工場の休止もあって

コンタクトレンズ商品そのものが

品不足を起こしてきたのです。

無くなる、価格が高騰するというニュースは

これまでいつでも同じ値段で買える

と思っていたユーザーに思っていたユーザーに

心理的変化が起きてきました。

衝撃的なニュースになって

早く買っておかないと値上がりするという

駆け込み需要を生んだのです。

コロナも少しずつ収まってくると

外出する人も増え、外出するには

コンタクトレンズを装用しないと

不都合なことも起きてきました。

こんな市場変化から2023年になると

コンタクトレンズの需要がゆっくりと上向いているのです。

メニコンは定額制のメルスプランが中心なので

定額に変化は起きていません。

アルコン

猪嶋範久さん、坪井一将さん、

服部達哉さんとの商談です。

アルコンとの交渉で行き詰まっているのは

オムニチャンネル織扱い店加入の契約問題です。

アルコンが要求する契約内容はアルコンに有利な内容なので

我社の事も考えてほしいと、お願いしています。

今日は新しい西日本責任者の服部達哉マネージャーが

着任の挨拶に来られました。

CIBA出身なので、

CIBAの元担当社員の名前が出てきて

懐かしく思いました。

ボシュロム

嶋岡邦寿課長との商談です。

新しい販売システムはまだ公表されていません。

いつになったら、新しい販売システムが稼働するのか

待ち遠しく思います。

ボシュロムの嶋岡さんは我が社の14階事務所が

とてもきれいになったことを驚いていました。

コンタクトレンズの取引先の事務所は

様々な事務所があるようです。

都市部の事務所では面談をする場所も限られていて

中には喫茶店に行って別の場所で商談をすすめる事例も

多いそうです。

我社のように店舗とは別に広々とした事務所と

応接室が備わっている取引先は少ないそうです。

取引先の本社や 事務所を訪れることは

ほとんどありません。

取引先の本社は、東京がほとんどだからです。

これまで行ったことがあるのは

シードの本社へは、大学院生の時、

井上忠社長へのインタビューに訪問しました。

メニコンの名古屋本社へは、

何度も訪問しています。

もっともっとよその会社を見て周りたいと思いますが

叶わない夢です。

SEED

シードは中野隆一副部長と山下裕二郎所長との商談です。

シードのお二人にお願いしていることは

新しい企画です。

是非買いに行ってみたいと思っていただけるような

企画が無いか相談をしていますが、

なかなか新しい企画は思い浮かびません。

考えても考えても、経営戦略は難しいものです。

まとめ

新型コロナの影響で

海外の工場が閉鎖され、

ウクライナ情勢による

物流の停滞も続いています。

メーカーの説明では、

「行動制限の緩和で需要が急拡大し、

生産能力を超過した」と説明しています。

また再入荷は、

春先ごろを予定している商品もあるとしています。

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