淡路市釜口 キリン公園の桜 山口百恵さんの子、三浦貴大さん主演の「種まく旅人」のロケ地

投稿No:9516

 淡路島 「種まく旅人」のロケ地 キリン公園に行きました

兵庫県立園芸学校で一緒に学んだ

同期生の大橋さんのお家が釜口にあります。

岩屋からプ―ルがあるカッパ天国に通う途中なので

帰りに大橋さんの家に寄ってみました。

大橋さんのご主人は在宅中で、

奥さんはお出かけ中でしたが、庭で話しているうちに

大橋さんも戻ってこられました。

この近くにある八幡神社の桜を見によってみたのですが、

大橋さんのお話では近くにもっと桜がきれいな

キリン公園がありますよと教えてくれました。

キリン公園

淡路市釜口にある公園です。

キリン公園と呼ばれています。

大橋さんのご主人が車で先導してくれて

キリン公園に案内してくれました。

なんでキリン公園というのか不思議に思っていましたが、

行ってみるとキリン公園の理由が分かりました。

桜がきれいに咲いている公園の遊び場に

親子のきりんの像が並んで立っていました。

かなり大きなキリンです。

本来の名前は別にあるようですが、

地元の人たちはここをキリン公園と呼んでいます。

大橋さんがおうちから歩いてキリン公園にやってきました。

丁度今、玉ねぎの収穫時期なので

お土産に採りたての玉ねぎを持参してくれました。

キリン公園には一組のお花見グループが焼肉をしていました。

コロナが収まったので、

皆さん3年間の我慢から解放されたようです。

キリン公園のため池が 映画のロケ地に

キリン公園の下の段に

海につながっているため池があります。

7年ほど前、三浦友和の息子さんが、

主演した淡路島をロケ地にした映画

「種をまく旅人」という映画の

撮影場所になったそうです。

このため池を「かいぼり」といって全部の水を抜いて

池の底に沈殿している枯葉やゴミを掃除したそうです。

池の水には栄養分があり、

そのため池の水が海に流れ出すことで

海の魚にはプランクトンの栄養が

いきわたる自然の循環システムがあったのですが

昔は作用していた循環が

今では誰もがお世話をしなくなったので

池の水がよどんだままになっていました。

空堀をすると、

鯉やうなぎ、フナなどの魚が

いっぱい出てきたそうです。

詳しくは「種を蒔く旅人」の映画案内を読むと空堀の様子が

写真で紹介されていました。

「種をまく旅人」

魚を育てるには、

山の枯葉だと言われていましたが、

その枯葉の水も海に向かって流れ出なければ

海の栄養にはなりません。

映画を撮るためにこの地区の人たちが

大勢空堀の作業に参加したそうです。

淡路島には農業用水のため池がたくさんあります。

1つのため池を空堀した後、

そこに住んでいた魚や亀、

ウナギたちは別の池に

移して自然が循環するようにしたそうです。

今日は大橋さんのお家を訪ねたことで

こんな場所にこんな桜が咲いている

キリン公園があることを知ることが出来ました。

またキリン公園をロケ地にして映画を撮影したことも

知ることが出来ました。

淡路島は奥に入ればなかなか奥の深いところです。

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