淡路景観園芸学校 リュウゼツランの花が開花 30年から50年に一度咲く幻の花です 

投稿No:9435

淡路景観園芸学校アルファーガーデンに ”数十年に一度”しか咲かない幻の花 リュウゼツランの花が開花しました

淡路景観園芸学校 アルファーガーデン

リュウゼツランが植えられたのは、

淡路景観園芸学校が設立された時です。

それから30年ほどして、花が咲くのです。

リュウゼツランとは

メキシコが原産とされる多肉植物で、

強いお酒で有名なテキーラの原料となる植物です。

数十年に1度だけ花を咲かせるといわれています。

先が鋭く尖り、

葉は縁のとげを持つ厚い多肉質で、放射状に広がります。

気候や土壌にもよりますが

一般に成長は遅く、

花を咲かせるまでに数十年かかるものが多いです。

前回、当ブログで紹介したときは

リュウゼツランの花は

まだ咲いていませんでしたが、

今回、ついに開花しました。

該当記事:アルファーガーデン 植えてから30~50年後に開花する リュウゼツランが咲きそう 

リュウゼツランは葉の間から太い茎を伸ばして

その先端に筒状の

黄や黄緑の花を咲かせます。

花期は7月から8月です。

画像出典:Wikipedia

リュウゼツランの花が咲くと茎は枯れます

先端の数個だけ結実し、

開花後には株は枯れてしまいます。

枯死する寸前に、

子株を根元のところに作っておき、

しっかりと子孫を残すそうです。

花言葉は「繊細」

生涯1度しか花を咲かせないことにちなんで

つけられたそうです。

また、「気高い貴婦人」という花言葉もあり、

ゆっくりと生長する姿が

高貴なプライドを感じさせることに

由来するとされています。

珍しいと聞いて、淡路景観園芸学校の

アルファーガーデンに、花を確認しに来ました。

確かに、咲いています。

視た所、花が咲いていると言うより

庭師が選定した、

松の樹の枝ぶりのように見えます。

これでも、花なのか?

どこがきれいで、美しいのか、

考えながらリュウゼツランの周りを

グルグルと回って、

360度方向から眺めてみました。

花と言うより、

やはり、剪定した庭木のように見えます。

 

2022年7月24日(日)