課題 庭の設計 庭園デザイン演習 淡路景観園芸学校(75)マスターコース 21 

投稿No:9429

 庭園デザイン 演習 好きな庭をデザインしてみる 淡路景観園芸学校(75)マスターコース21 

庭園デザイン演習

淡路景観園芸学校で、今回は

庭園デザイン演習を受けました。

講義を聴いているだけではなくて

デザインの基本を学ぶとともに

課題の庭園を設計して、

発表することになっています。

庭のデザインを考えるにあたり

まずは、住宅の基本情報や家族構成、

隣地や隣接道路との関係を調査し、分析します。

例えば、隣家や街路からどう見えるか、

また、住まいの中から見たらどう見えるか。

さらに、防犯面やプライバシー、

光や風などの自然環境から暮らしを守ることなどです。

庭のデザインを考える前に

確認しなければならないことがたくさんあります。

次に、課題が見つかったら

その課題をどう解消するか、提案します。

例えば、囲障は庭の大事な要素です。

囲障の高さをどうするかや、

庭の修景と合わないブロック塀を

草木による緑化や、生垣、高木に変える、などです。

囲障を緑化することにより、

快適な街路空間をつくることができます。

まだまだ、考えることはたくさんあります。

課題の解決案が見つかったら、

どんな庭にしたいか、コンセプトを決めます。

和風、洋風であったり

子どもたちが元気に遊べるような庭など、

それぞれのライフスタイルに合ったコンセプトです。

庭園デザイン演習

与えられた条件設定は

幅17メートル、奥行き18メートルで

角地は一部道路になっている

面積301.5㎡(91.36坪)の住宅地です。

建物は既に設計済で、位置も決まています。

90坪の土地で、家は決まっている中で

駐車場スペースを確保しなければなりません。

どんな庭を造るか、一人一人考えて発表しました。

指導は沈悦専任教員

(写真出所 淡路景観園芸学校HPより)

庭園デザイン演習の講義の指導は

沈悦教授です。

受講生一人一人の席を回りながら、質問に答えいます。

課題の完成は、今日の午前と午後の4コマを使って完成させ

全員が完成図を発表することになっています。

造りたい庭園は

芝生の庭のある庭園です。

芝生の青々とした景観、

足で踏んで感じる自然の柔らかさを取り入れたいです。

花を愛でて実を収穫出来る庭木

梅の木を植えたいです。

2月に花が咲き春の訪れを感じたいです。

6月には梅の実を収穫して

梅酒、梅干し、梅シロップを作りたいです。

蘇鉄を植えたい

蘇鉄は、常緑樹で、通年葉を鑑賞できます。

長寿の樹で、100年を超えるほどです。

寒さにも強く、庭木にはお薦めです。

さくらんぼ

サクランボは、花が咲いて春を感じます。

そのあと、サクランボの実を収穫できます。

あじさい

あじさいは、日本原産の花です。

雨に咲くアジサイも

照り付ける太陽の下で咲くアジサイも大好きです。

丸い池

丸い池をつくり、水中ポンプで水を循環させると

水は生き生きとして、メダカを泳がすことができます。

丸い池なので、メダカでも、

金魚でもエンドレスに泳げます。

月桃

沖縄に自生する月桃は、

淡路の屋外の庭に植えても越冬できます。

7月になるとスズランを大きくしたような

きれいな花がさきます。

月桃の葉は毒消し効果もあり、

お風呂に入れると月桃の湯になります。

課題の条件

今回の課題は、敷地が90坪で、

家の周りの空いた土地を利用して作る庭園です。

沈先生に相談しましたが、

90坪の敷地の庭に思うような

庭園は難しいと言われました。

コンパクトな庭になりました

植える樹木は、果樹が期待できるのは

みかん、すだち、八朔、梅、レモン、金柑、桜

花が咲くのは、

月桃、あじさい、皐月、水仙です。

余った場所は芝生です。

丸い池の代わりに駐車場を南側正面に、

外から見えるオープン型のフェンスにしました。

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