マウイ島カパルア・ベイ・ホテルのレストランでディナーと思っていたのに・ハワイ旅行(7)
結婚25周年記念 銀婚式、結婚記念日プレゼント ハワイ旅行(7)
3泊4日の結婚25周年の子供たちからのプレゼントの、私と奥さんのマウイ島旅行はそろそろ終わりになります。
今夜はマウイ島の最後の 日であり、これまで25周年の正式なお祝いを二人でしていないので、ひとつ私の招待でビーチの岬にあるレストランに二人で行くことにしました。
ホテルの豪華なディナーで、結婚記念日を祝いたいなと思っています。 |
結婚記念日なので、25周年の記念なので、うんと豪華なディナーを注文しワインなども飲みながら南太平洋の夕日をゆっくり満喫しようと思っています。
先ほどの結婚式も何組か見たので、私たちも25年前のことも話題になると思います。
湾のようになっているので、岬のレストランまではビーチを風に吹かれてそぞろ歩きをしていきました。
お金はあまり持ちあわせがありませんでしたが、ルームキーがあるので、この部屋に支払いを回してもらえば財布は心配ないと思っていました。
岬のレストランに向かいます。 |
歩いてお店の近くまで行き、石段造りの階段を上っていくと、玄関周りのアプローチには芝生が広がり、少し見晴らしのよい広場のようになっていました。
このお店に入る前に南太平洋の美しい海原と椰子の木陰が風に舞う緑の島と、白い珊瑚の砂浜に波が打ち寄せる景色をしばらくは感動しながら、見ていました。
なんという素晴らしい場所なんでしょうか。洗練されたリゾート、世界の憧れのリゾート、その真っ只中に私たち二人が今これから記念に残るディナーが始まろうとしているのです。
お店の中に入ってみると、かなり広いお店で、造りは木目調のやわらかい木の持つ雰囲気をかもし出し、やや濃い落ち着いた色調でした。
お客はまだ誰もいないようで、テーブルの中央にはこれからひとつひとつのテーブルランプの蝋燭にボーイさんが火をつけて開店の準備を始めていました。
窓の外には鉄の籠で作ったバスケットに薪を積み、これからの夜にかがり火を焚く準備をしていました。
少し早く来すぎたように思いました。
1998年6月21日
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