淡路市岩屋の坂の小道 棲みかを追われたイノシシが、斜面に横穴を掘って隠れ家をつくっているようです
投稿No:9095
淡路市岩屋の坂道 耕作放棄地の棲みかを追われたイノシシが、庭山に横穴を掘って隠れ家をつくっているようです
イノシシが横穴を掘って
岩屋の人が行き来する坂道に、
イノシシが横穴を掘ってねぐらを作っている…
こんな知らせがあって、早速行ってみました。
淡路市岩屋の高台につながる丘陵地には、
たくさんの家が建っていて
明石海峡大橋が見える高台は開発が進んでいます。
岩屋に住んでいたイノシシは今まで隠れる場所や
食べるものがあったので、
かなり安定した暮らしをしていたようです。
しかし、住宅建設は高台に向かって続き、
これまでイノシシが隠れていた場所も
だんだんと開発されてきました。
野生の動物の人間との共存にはいろいろと問題が起きています。
畑の作物が食べられたり、
花の球根が掘りかえされたり
家の中まで食べ物を求めて侵入してくるようになりました。
▶ヌートリアか、カピバラか、イノシシか、里芋を食べた家庭菜園の害獣はどれか
イノシシが道路脇の庭を掘り返しているという知らせがありました。
他人の土地ですが、家の近くなので行ってみました。
岩屋の特徴である車の入れない人がやっと通れるような細い道路の脇道に、
イノシシが土を掘り返した形跡があちらこちらにありました。
最近まで住んでいた耕作放棄地の畑が草刈りをされたので、
イノシシは別の場所を探して
棲家を作ろうとしているみたいです。
斜面にいくつかの横穴を掘ったような
形跡が何か所も見つかりました。
どこか棲家が必要になったようです。
イノシシの足跡も残っています。
イノシシから見ると、どこか棲家が必要になったようです。
目をつけたのは小さな竹藪に隠れた斜面に
横穴を深く掘ってねぐらを作ったような
大きな隠れ場所が見つかりました。
イノシシには気の毒ですが、
もし暗くなってイノシシと人が出会えば
けが人が出るかもしれないので、駆除が必要です。
町内の人たちと相談して淡路市役所のほうへ連絡をして
対処してもらうような方向に話は進みました。
神戸東灘岡本に住んでいた時は、
食べ物をもって夜道を歩いていると
イノシシが追っかけてくる体験をしています。
野生動物保護のため、
むやみに殺傷することは法律で規制されています。
イノシシも生きるために必死な状況が伝わってきました。
2021年8月26日(木)