ブルーベリーヒル淡路 農場見学 淡路景観園芸学校 受講記(42)
投稿No:9053
観光農園 ブルーベリーヒル淡路 見学 ブルーベリー園 淡路景観園芸学校 受講記(42)
景観園芸学校の近くにブルーベリーを本格的に栽培している
ブルーベリー農園があります。
ブルーベリーヒル淡路です。
今日は雨が降っていますが、
学校のバスに乗ってブルーベリー農園の見学に行きました。
ブルーベリー農園のオーナーは、林田 雅行さんです。
林田さんは、北海道大学で博士号を所得した
研究者でもあります。
2018年に一念発起し、勤めていた会社を退職し
2019年1月に淡路市の常盤で農家から農地を借りて
2020年夏開園ブを目指し、ブルーベリー農園を開設したそうです。
林田さんは農業の経験は全くありませんでした。
ではどうやってブルーベリー農園は経営できるのでしょうか?
雨の中で景観園芸学校の生徒たちは林田社長の
お話を耳を澄ませて聞いています。
ブルーベリーを販売するために育てるには
これをサポートしてくれる商社があるそうです。
観光農園ブルーベリーヒル淡路
9800平方メートルの敷地に
36品種約1000本が植えられています。
すべて鉢植えです。
鉢植えにした理由は、すべての土地の土地開発をしていたら
経費と時間が大変なのでブルーベリーの育成に適した土を鉢に入れて
育てる方法をとっています。
鳥からの害を防ぐため、敷地全体をネットで囲って
空からの攻撃に備えています。
これに加えてイノシシの侵入を防ぐために、
電気柵を設けています。
ブルーベリーヒル淡路について
営業期間:2021年6月4日~8月下旬。
定休日:水曜日
入園料:中学生以上2000円。
小学生1500円。
4歳以上幼児1000円
3歳以下は無料
受付時間:10:00-15:00
電話番号:090-3788-3971
完全予約制になっています。
事前に予約が必要です。
私から質問をしました。
ブルーベリーの観光農園の初期投資に対して
回収できる時期はどのくらいを予定しているのでしょうか?
これに対して林田さんは5~6年を予定しているそうです。
昨年と今年はコロナの影響で、
観光農園を訪れるお客さんは期待以下でしたが
それでも昨年は300人、
今年は7月初めで400人の来園があったそうです。
ブルーベリー観光農園の特徴
メリット:イチゴと比較して栽培が容易
- 開園期間が6月末~8月末で夏休みと重なること。
- お客様による摘み取りのため、収穫・出荷の労働時間が削減できる。
- 入園料収入が大きい。
- ブルーベリー観光農園の競合が少ない。
- 潜在的マーケットが大きい。
デメリット:集客が必要。
- ブルーベリー狩りはマイナー。
- 季節が暑い
- 夏休みはその他イベントが多い。
- 設備投資の負担が大きい。
- 駐車場・レストランスペース・トイレなど敷地が必要。
- 育成期間が長く定植後、一年半ほど収穫時期がかかる。
2021年7月8日(木)