ビワの実は俺のものだ! トンビとカラスの 枇杷の実の獲りあい カラスが優勢

投稿No:9038

トンビとカラスの 枇杷の実の取り合い カラスが優勢

カラスとトンビの関係

とんびとカラスは、元々とても仲が悪いのに、

並んで羽を休めているなんて驚きました。

トンビとカラスは、お互いに縄張り意識が強く、

食べ物をめぐって争うことが多いようです。

だから、食べ物に関しては、ライバルの関係にあります。

お互いが空中で相手を攻撃することもあるそうです。

相手の姿を見るとちょっかいを出したくなるような仲なのです。

トンビとカラスの ビワの実の取り合い

明石海峡大橋が見える、岩屋地区には

ビワの実が沢山実って、放置されています。

熟れてくると、野鳥はビワに目を付けます。

野鳥の中で、体格が大きいのは、

トンビとカラスです。

ヒヨドリ、スズメ、メジロなどは、

トンビとカラスが来れば逃げ出してしまいます。

今日は、2羽のトンビが、電柱に寄り添って

枇杷の実について、何やら相談してみます。

相談の内容は、カラスがしつこいので、

どうすればカラスから、びわの実を頂か、ということです。

個体の大きさ的には圧倒的にトンビの方が大きいのですが、

頭の良いカラスにはかなわないようです。

トンビは、カラスより体が大きいのに

カラスは、トンビがビワに近づくと、威嚇します。

枇杷の実は、収穫時期が終わりかけています。

紙袋もかけていない、人が収穫しないビワです。

カラスの威嚇のしつこさに、辟易しているようです。

人が収穫しないビワは、

持ち主がはっきりしないビワの樹

高くて、びわのみが獲りにくい樹

ちいさな実で、美味しそうでないビワなどです。

野鳥にとっては、おいしい樹の実です。

カラスは、トンビを追い払って、安心して

ビワの樹のてっぺんに陣取って、

枇杷のみを啄んでいます。

 

 

 

 

2021年6月27日(日)