2004年6月、日清食品の安藤宏基社長より、本年3月31日現在の株主に対して、株主優待品として日清食品の製品2,250円相当分の詰め合わせセットが送られてきました。

日清食品は毎年、年に2回、6月と11月に、1000株以上の株主に対し、ラーメンの詰め合わせセットを贈ってくれています。
以前には、先代の安藤社長が書かれた食に関する出版書もいただいた事があります。

株主は、このような具体的な株主優遇に嬉しくなるのです。株主総会の案内とか、決算報告書を送って来るだけの会社が多い中で、年に2回も日清食品の詰め合わせを送っていただくと、日清食品に愛着も沸き、日清食品株を売却して、縁を切る気にならなくなります。

企業は資金を集めるために株式を発行して市場から資金を集めていますが、この大切な資金提供者である株主を大事にしない発行会社はたくさんあります。安定株主を育成していくためには、定期的に会社のことを報告するとか、製品を試食してもらうという事は大切なことだと思いました。

日清食品の安藤宏基社長様、ありがとうございました。ごちそうさまでした。