琵琶湖の近江舞子の「松水(しょうすい)」の鮎料理 民事再生手続き開始決定
琵琶湖の近江舞子の湖面に接するところにある「松水(しょうすい)」という鮎料理屋 民事再生手続き開始決定
2019年02月28日
魚介類加工販売の小松水産が民事再生へ
近江舞子 鮎料理屋「松水(しょうすい)」
琵琶湖の近江舞子の湖面に接するところに、
「松水(しょうすい)」という鮎料理屋さんがあります。
電車でも、車でも、神戸から行くことが出来ます。
お店に入る前に慰霊塔が目につきましたので、お参りをしました。
お店に入ると、お店の造りは高床式のお座敷の造りになっていて、
床の下は鮎、鯉、川海老を飼育している池になっています。
床の上からは錦鯉が沢山見えました。
鮎料理は、メニューが松竹梅のコースになっています。
上等なのが、松です。中ぐらいが竹です。梅は並です。
コースを決めて、お座敷で焼きながら鮎をいただきます。
鯉は口から串を刺して、5匹並んでいました。
鯉は栄養価が高い
最初に鯉の洗いが出ました。
昔、食料が十分でなかった時代では、
鯉は栄養価の高い食べ物で重宝していました。
妊婦さんに栄養を付けるときは、
味噌汁に鯉をいれる鯉こくを勧めていました。
夏らしい、涼しげな皿に盛られ、味噌ダレでいただきます。
鮎の塩焼きはセルフサービスで
かごに盛られ、串に刺された鮎は自分でガスコンロに並べ、
セルフサービスで焼きます。
一列に並べた鮎は段々と焼けてきました。
こまめに裏返し、焦げ目が少し付くように取り替えひっ替え位置を変え、
熱が満遍なく通るように忙しく焼きました。
エビの養殖
下の池を見れば、お店のおじさんが、日中炎天下にも関わらず
池の遮光網をどけて、何やら掬っています。
何をしているのか気になって、側に行ってみました。
池の中には小海老がものすごい沢山見えました。
海老は、池を暗くして育てるようです。
おじさんに、どのぐらい飼育期間がかかるのかを尋ねてみると、
約半年ということでした。
次から次に出てくるコース料理の中には、
鮎の他に川魚の天ぷらもありました。
巨大な真鯉
2階から見える池には大きな真鯉が悠々と泳いでいます。
ちょっと見たところ、体長は1メートルを優に超えているようです。
こんなに大きく成長するには、何年もかかったと思うので、
この真鯉はもったいなくて、きっと食べないで鑑賞用に生かしているのかぁ、
と思ってみました。
鮎の養魚場がビニールテントの中に
松水の敷地の中には、鮎の養魚場が、ビニールテントの中にありました。
覗いてみると、工場のように機械化され、
モーターで水車を回し酸素を水に溶かしこんでいます。
池の中には数え切れないほどの沢山の鮎が泳いでいました。
琵琶湖の魚は外来種に食べられて激滅
帰りに、お土産ものを売っているコーナーに寄って、お土産を選びました。
お店の人のお話では、最近はめっきり琵琶湖の魚は
外来種に食べられて激滅したため、輸入物、特に中国産の加工品を輸入し、
お店のラベルを貼って販売している、ということでした。
それならここで買うほどではないと思い、
ここが産地の鮎の甘露煮を買って帰りました。
食物連鎖では人間が頂点に立っている
たくさんの魚や生き物を養殖して料理に供するのですから、
入口にあった供養塔の意味がよくわかりました。
食物連鎖では、やはり人間が頂点に立っている事が良く分かりました。
まとめ
琵琶湖の近江舞子の湖面に接するところに、
「松水(しょうすい)」という鮎料理屋さんがあります。
琵琶湖に面しているので、景色もよく、涼しい風が吹いてきました。
まるで、琵琶湖に避暑にきたようです。
お店の客席は高床になっているので、敷地内の養殖池が見えます。
値段も手ごろで、夏には避暑に行きたい店です。
「松水」 滋賀県大津市北小松996-2 TEL.077-596-0251
<【松水】営業時間> 4月〜8月 水曜休 ※受付11:30〜17:00
※17:00以降完全予約制 10名様以上5400円~ ※駐車場完備
松水(しょうすい) 滋賀県大津市北小松996-2
4月~10月 水曜休(受付11:30~、17:00以降は予約制) 11月~3月 休業
077-596-0251
小松水産 http://sho-sui.com/