兵庫県市川町笠形(かさがた)温泉「せせらぎの湯」
兵庫県市川町笠形(かさがた)温泉「せせらぎの湯」です。神戸から高速道路を使う場合は、中国道で福崎まで行きます。福崎から播但道路に移ります。その一つ目のインター市川南で降ります。そこから地道で「せせらぎの湯」までおよそ20分程度です。
市川南のインターを降りると、最初に目に付くのは天理教の修道場です。それからお寺もあります。34号線に沿って、せせらぎの湯は笠形山のふもとにあります。笠形山は古くから播磨富士の名前で呼ばれています。海抜は939mです。これは晴れた時は山頂から瀬戸内海が見えるほどの高さだそうです。
せせらぎの湯に着きました。空は雲があるものの、快晴です。木には既に、葉は風に飛び、枝だけの冬景色に変わっています。田んぼの稲穂は刈り取られ、後には乾田が広がっています。この地区は牛尾地区で、ウシオ電機の社長さんのお郷のようです。牛尾地区はお米がとってもおいしい地区で、せせらぎの湯の売店でも5キロ、10キロ入りを販売していました。
一般のお米より、かなり高いプレミアム価格です。せせらぎの湯は、地元のエーモン工業が経営する温泉で、この会長さんは多趣味のようで、昭和の始めの頃の懐かしい物が展示されています。特に車に力を注いでいて、戦前の車や終戦直後の車が、ここでは展示されています。
温泉の入口には、足湯があります。足だけをお湯につけて、お茶を飲みながら世間話をしている人もいます。平和なものです。
入口から奥に入っていくと、温泉施設があります。このせせらぎの湯に何度も来るのは、ここの入場券の綴りを買ってしまったからです。
さんプラザコンタクトレンズは木曜日が定休日なので、このせせらぎの湯に来ることができるのですが、せせらぎの湯の中で、本館のふところ館のお湯は、さんプラザコンタクトレンズの定休日と重なって、木曜日はお休みで入ることは出来ません。そこで、新館のみはらし館の温泉に入りました。
まずお風呂に入ったあと、一服して食事になります。その後、少し休憩室で本を読んだり、ごろごろして、またお風呂に入って帰ります。
さて、体も温まって、来た道を通って、市川南で高速道路に入り、福崎で中国縦貫道路に移り、あとはまっすぐ西宮北口のインターに向かうだけです。事件は、ここから起こりました。命に関わりかねない、高速道路での車の事故です。
2005年12月15日