津山の桜 Part1~津山のお城に櫓が出来ました~
2005年4月の桜は、昨年に比べると少し遅く咲いています。今年も津山の桜を見物に行きました。今年のビッグ・ニュースは、津山の鶴山城に明治以来の櫓が再建されたことです。
明治の初め、廃藩置県の頃、お城の取り壊しが全国的にありました。もったいないことです。その後、再建の話しは何度かあったようですが、なにしろ巨額の再建費用がかかるので、今日まで延び延びになっていたようです。
津山の市民の皆さん方のご苦労が報われた春になりました。毎年、津山の桜を楽しみにしています。それは、次女が高校時代にお世話になった赤田先生ご夫妻との再会と、お花見が楽しみになっているからです。
赤田先生は私と奥さんと娘の3人のために、大変なご馳走を用意していただき、場所をとって歓待をしてくださいます。今年もご一緒に桜を見物させていただきました。
今年は津山のお城に櫓が出来ました。これで、いっそうお城らしくなりました。昨年の秋、津山には台風が大きな被害をもたらしました。このお城の桜も昨年に比べると、やや隙間がありました。
昨年の桜は、まるで山にかかる厚い雲のようにびっしりと花が咲いていたように思います。どこが最適の撮影場所なのか、私はたくさんいただいたビールの影響にも関わらず、石段を上がり、カメラマンが集まっている場所を見つけにいきました。
ありました。ありました。ここです。ここです。カメラが下のほうに向かって並んでいる場所がありました。そこにちょっと割り込ませてもらい、写した場所はなんと、私たちの陣取る花見席でした。私は合図を送るために、口笛を思いっきり大きく吹き、こちらに注目を集め、手を振りました。
そうすると、赤田夫妻とうちの家族は、私が向かいの石垣から手を振っていることがわかったようで、手を振り返してくれました。このぐらいのコミュニケーションの方法でも嬉しくなりました。
これだと、ひょっとすると奥さんと娘がポスターに出てくるかもしれません。もし、見つけたらこのホームページにご連絡ください。謝礼を差し上げます。