大阪府立大学の大学キャンパスに住む茶トラ猫とメニコンの看板

2005年の年が明けた頃、大阪府立大学に用事ができて、キャンパスを歩いてみました。そこには、大きな土管に寒さを避けて住んでいる茶トラ猫と言われるトラ模様の猫が1匹住んでいました。特徴は口の周り左側に模様があります。全体としてよく肥えて、生後2~3年くらいは経っていると思います。

人慣れもしていて、別に怖がって逃げる様子もありません。しかし、ここは大学ですから、特定の飼い主がいるようには思えません。

どうしてこんなに太っているのか、たぶん学生の人が餌をあげているか、あるいは生協食堂で残ったものをもらっているかではないかと思います。

生協食堂に行ってみました。

果たして茶トラくんの餌はあるかどうか調べるためです。生協ではラーメンを注文しました。味噌ラーメンとサラダ、そして稲荷寿司です。

サラダは好きなサラダを選んで取ることができます。感心したのは、サラダなどのお値段は1皿に盛って全て1g1円です。100g盛ると100円ということになります。いろいろな種類のサラダが食べられて便利だと思いました。実にリーズナブルな仕組みと感心しました。

もちろんドレッシングは計量後にかけたらいいのです。生協の毎日のあまったご飯は相当あると思います。ここでは茶トラくんを養うには十分な食べ物があることがわかりました。生協のすぐそばに驚くべき発見がありました。メニコンの看板があったことです。

生協でメニコンのレンズ購入の斡旋をしているようです。メニコンでお店に生協からの紹介であることをわかるようにして、そしてそこで購入すれば割引を受けられるという仕組みのようです。かなり昔のスタイルなので、今これはあまり流行っていません。なぜならディスカウンターのほうがもうすでに安いからです。なにしろ原価割れの価格なのですから。

大学のキャンパスをねぐらにし、学生を相手に暮らしていくとはなかなか恵まれた茶トラくんだと思いました。