NHK関西熱視線でも超近視時代 眼軸近視の問題が放映 近視進行抑制は大切な社会問題です
投稿No:8901
超近視時代 眼軸近視の問題が NHK関西熱視線でも放映されました。近視進行抑制は大切な社会問題です 様々な病気にも影響する近視とその問題について再考 眼軸近視
眼軸近視の問題 NHKスペシャル放送に続いて NHK大阪局でも放映
2021年2月12日のNHK大阪の放送で、眼軸近視の問題が
1月の全国放送に続いて、放映されました。
コロナ禍のため、家で過ごす時間が増えたため、
青少年の近視進行の原因の研究が進んでいます。
2021年1月に、株価に影響を及ぼすほどの反響だった
NHKの番組の放送がありました。
『NHKスペシャル わたしたちの“目”が危ない
超近視時代サバイバル』です。
それについて、記事も書きました。
↓記事はコチラ↓
今回は、その再編番組を
ローカルのNHK大阪で放送していたので、
再びじっくり観てみました。
超近視時代 眼軸近視の脅威
内容はもう一つの記事に載せているので詳細は割愛しますが、
世界的に近視人口が爆発的に増えていること、
看過できない深刻な病気に
近視が関係していること、
そして、今、どのような研究がなされているのか、
どのような治療法や治療薬があるのか、
何か予防の策を講じることができるのか、
このようなことに焦点を当てた内容でした。
スマホやタブレット、パソコンの普及により、
現代人の近業時間が非常に多くなっています。
子どもたちも例外ではありません。
ゲームもその一因になっています。
若い方でも、老眼のような症状が出る人が増えています。
眼軸近視 生活環境に増加の理由
人間の眼の角膜の頂点から網膜までの距離のことを「眼軸」といい、
その長さを眼軸長といいます。
網膜の手前でピントが合ってしまうことで
遠くが見づらくなるのが、いわゆる「近視」です。
近年、ピントが合わなくなる理由として、
眼軸長が伸びてしまうということが増えました。
これを「眼軸近視」と呼ぶそうです。
大人の眼軸長の平均は23~24mmですが、
この大人の平均を上回る眼軸長になっている子どもが増えました。
これは、近業時間の著しい増加の影響だと考えられています。
超近視時代 その対策は? 光と3つの20
近視進行防止の抑制には、
太陽光を浴びることが必要だと明らかになってきました。
家の部屋に閉じこもってばかりでは、太陽光を浴びられません。
外に出る、窓の側にいる、明るい所で過ごすことが重要なのです。
超近視時代 近視進行抑制の検証
子どもの近業時間を減らす試みとして、
”20分間近業をしたら、
20秒間20フィート(約6m)離れた場所を見る”
ということを推奨していました。
これにより、30%ほど近業時間を減らすことに成功した例が、
番組内で紹介されていました。
ほかにも、オルソケラトロジーや低濃度アトロピン点眼治療など、
様々な治療法も確立されてきています。
基本理念 視力の回復
さんプラザコンタクトレンズの基本理念に、視力の回復があります。
視力の回復には、眼科専門医との提携が必要です。
また、メガネ店もあるので、お客様お一人お一人に対する
適切なご案内が可能です。
眼科と協力することにより、表面的な視力測定だけでなく、
目の状態を正しく把握することができます。
時には隠れた病気が発見出来たり、より快適な装用レンズを
ご提案することができます。
不調を見逃さないことが大切です。
先に述べたように、提携先の松葉眼科では、近視の軽減治療としての
オルソケラトロジーや低濃度アトロピン治療、ドライアイ外来も
行っています。
また、これらの治療法を組み合わせることで、
さらなる治療効果が期待できる場合もあります。
「近視は万病の元」とすら言われることもあります。
裸眼では通常生活が困難な強度近視の方などが
その対象になる場合がほとんどですが、
普段、見えてあたり前、という状態に慣れている私たちは、
不調を見逃したり、後回しにしてしまいがちです。
しかも、このコロナ禍にあっては、中々病院に行くこと自体、
躊躇われることもあると思います。
けれども、見えづらさだけでなく、
何か自覚症状がある場合は、
ぜひとも早めに受診をされることをお勧めいたします。
2021年2月13日(土)