名護のファーマーズマーケットで、生椎茸を売っていました。椎茸と昆布で、椎茸昆布を作ります。

沖縄は昆布の消費量が全国でもトップクラスです。でも、椎茸と昆布を炊き合わせる、椎茸昆布を作る事は、家庭ではしていないようでした。 第165回沖縄訪問(4)

 屋我地島(やがじしま)からの帰り、沖縄の農産物を買うために、ファーマーズマーケットに立ち寄ってみます。

目的は、白菜を買って、白菜の浅漬けを作りたいのです。

自分で何か作って、沖縄のお世話になる方に御礼の気持ちを表したいのです。

ファーマーズマーケットとは、農産物直販所です。名護にあるお店です。

入り口では、和歌山産と愛媛産のみかん詰め放題が500円でやっています。

詰め放題といっても、予めビニール袋のサイズは決まっているので、詰め方に工夫をしたところで、増えるミカンの量は2~3個程度ですが、それでも主婦の皆さんは、例え一つでも多く入るようにと、みかんを詰め込んでいます。

ミカンの詰め方を側で見ていると、ミカンの量を増やしたいだけでなく、ミカンの形や皮の柔らかさを選んで、少しでも上等なミカンを入れようとしていることが分かりました。

いずれにしても、ちょっとでも、ちょっとでもの気持ちが伝わってきます。

お店の中は、お正月料理を作る為に、沢山の人で賑わっています。

お店の少し隅の方に、沖縄産の椎茸を売っていました。

沖縄で椎茸が出来るとは予想外です。

椎茸を見ると、白菜を諦めて、椎茸で椎茸昆布を作ってみることに気持ちが変わりました。

煮込み料理を作る時は、海と山のものを組み合わせます。

椎茸は山のものなので、椎茸に合わせるとすれば、海の物の昆布がいいのです。

椎茸を炊くためには出汁昆布が必要です。

そこで、出汁昆布を探して、なるべく上等な昆布を買いました。

砂糖だけで煮ると甘くなりすぎるので、艶を出す役目と、違った甘味を出すために水飴を買う事にします。

ところが探しても、ファーマーズマーケットには、水飴は売っていませんでした。

仕方がないので、別のお店で買います。

名護まで来たら玉家Jrで沖縄蕎麦を買って帰ります。

家で食べる為に持ち帰りです。

高速道路の中城のサービスエリアには、玉家のお蕎麦の店がありました。

あの玉家は、玉家Jrの親の筋にあたるのでしょうか?

沖縄側に詳しい人に出会ったら尋ねてみます。

帰り道、水飴を買う為にマックスバリュに寄りました。

マックスバリュでは水飴が購入出来ました。

これで、椎茸、昆布、水飴が揃いました。

これで一旦ホテルに帰ってしばらく休息です。

昨夜、金城正則さんがハマダイを捌いて料理するから、明日又いらっしゃいと言ってくれたので、7時頃、金城家に訪問です。

金城正則さんは、ハマダイを湯引きにして、刺身にしてくれていました。

何かお手伝いをしないとと思って、私が出来る事は鯛のあら炊きです。

しかし、アラは魚汁に使うということなので、身のほうは私が甘炊きをします。

奧さんはあらを使って魚汁を作りました。

金城正則さんに魚の頭を割ってもらいました。

鯛の兜煮をするハマダイの頭です。

お湯で流して臭みを取ります。

私の方はタイのあら炊きです。

あら炊きの味は、醤油と砂糖とみりんとお酒を使います。

私が鯛のあら炊きをするというので、金城正則さんもどんな事になるのか、見守っています。

普通沖縄では塩で味付けをするのですが、今日は塩よりは甘辛煮です。

うまくいけばいいのですが…。

鯛のあら炊きができあがりました。生姜も入れています。

金城正則さんは、アラ炊きが気に入ったようで、ご飯をおかわりしていました。

奧さんの作った柚子の入った魚汁も美味しかったです。

今日も泡盛をお湯割りで頂きます。

泡盛は、ビールと違って糖分が少ないので、ビール腹のようにはなりません。

大好きだったビールを避けているのは、お腹が出るだけでなく、他の食べ物が食べられなくなるほど、満腹感が出てしまうからです。

楽しい話をしながら、美味しい泡盛を頂いて、沖縄に来るととてもリラックスできます。

奧さんは千賀子さんといろいろ話をしています。

会話の中身は、書けないことがいろいろあります。

あまり長居をすると金城家に迷惑になので、9時を目処にして、金城家から帰ります。

金城家のお庭はお孫さん達の為にイルミネーションを飾っています。

真ん中にはアンパンマンが立っています。

泡盛でかなり酔っ払っていますが、椎茸が新鮮な内に、これから台所に立って椎茸昆布を作ります。

最初にする事は、椎茸についている土や異物を水で洗い流すことです。

これはかなり丁寧にしておかないと、隠れたところに土が残っていると、噛んだときに土が歯に当たることになります。

椎茸を水洗いして、昆布を小さく刻んで一緒に炊き込みます。

注意するのは、砂糖の甘さ加減と、醤油の辛さ加減です。

このアクセルとブレーキのような相反する二つの味を、椎茸の中でバランス良くさせる為に、こまめに味を確かめながら醤油を足したり、砂糖を足したり、水飴を入れたりで、調整していきました。

途中煮こぼれがあって、かなり汁が外に漏れてしまいました。

醤油が足りなくなったので、どうも味が心配です。

一応できたので、これでガスを止めます。

ホテルでテレビを見ていると、今日金曜日はドラマ『マチ工場のオンナ』が最終回です。

内山理名さんの町工場の女は、今夜は二回分を一度に放映しています。

今夜のマチ工場のオンナを楽しみにしていたのに、奧さんと私は泡盛を飲んで、二人とも途中で寝ていたようでした。

気がついて起きた頃は、かなり終わり近くでしたが、終わりを見ればハッピーエンドだったので、途中省略しても結果は良かったです。 

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