お盆休みの沖縄 その7「3日目:追い込み漁の成果をいただきます」 

追い込み漁から帰って、夕方、朝日会へ行きました。雲行きが少し変です。

朝日会を目指して集落を歩いていると、運良く使い捨ての傘が捨ててありました。これをまさかの時にと拾って、持っていると、朝日会の100m手前ぐらいで、予想通り大粒の雨がいきなり降ってきました。やはり、拾っててよかったです。

テントに駆け込み、なんとかずぶ濡れはまぬがれました。二ヶ月近い日照りがこれで終わり、植木や農作物は大喜びしていると思います。喉がカラカラになったときに、おいしい水にありついたようなものです。ここから見える椰子の樹やマングローブの林は、大喜びのようです。朝日会では、今日捕ったテングダイをお刺身にしてくれていました。

お刺身の食べた方は、酢味噌で食べています。

豚の肉を茹でて、皿に盛った料理も出てきました。

獲ってきたウニです。塩水だけでもおいしい新鮮なウニで、やや甘みもありました。

食べているうちにどんどん雨は強くなって、そのうち遠くに雷の音が聞こえてきました。

だんだんと音は大きくなり、ものすごい雷の音と稲妻の光です。何人かの人たちはテントの中では心配なので、隣の倉庫の方へ移動して、身の安全をはかっていました。

今日の夕立から始まる豪雨と雷のため、今夜の朝日会の出席者は少し少なく感じました。仕事が終わった後、家に戻る前に朝日会に寄って、それからお家に帰る人もいます。今夜の話題は、今頭上で怒り狂っている雷についての話がたくさん出ました。

雷の落雷から身を守るには、どうしたらいいのかとか、すぐ身近に雷が落ちて黒焦げになった状態を見たとか、お化けのお話しのような、尾ひれがついて今にもこのテントの中に、トラの毛皮のパンツをはいた雷が落ちてきそうな話しになりました。2時間ほど降ると、少しずつ緩やかな雨になり、そのうち雨は止まって、また穏やかな夜になってきました。

 

2005年8月16日(火)

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