阪南大学「起業塾」で、企業家精神とリーダーシップについて、リレー講義を担当しました。

阪南大学経済学部 梶山国宏学部長からの依頼で、阪南大学起業塾に、行ってきました。

阪南大学の経済学部長の、梶山国宏先生から、起業塾のリレー講師をしてほしいと、今年の春先に、依頼がありました。阪南大学の起業塾では、理論でも、実務でも、高名な先生方が講師をしておられます。

2013年の7月は、例年より早い梅雨明けで、今日の起業塾の日は、かんかん照りの猛暑です。今日は定休日で、お休みの日ですが、阪南大学に出かけます。阪急に乗り、梅田まで行き、地下鉄を使い、天王寺まで行き、阿部野橋から近鉄線に乗り換え、河内天美駅に向かいます。

近鉄の改札口には、4頭の獅子の像があります。この獅子の像は、インドの国章です。サルナートにおける、アショーカ王の獅子柱頭の像です。インドの有名な像のレプリカですが、仏教の経典を車の輪に喩え、法輪を回す、その上に、前後左右で合計4頭の獅子が鎮座しています。

アショーカ王の獅子の像は、インド国立博物館で、実物を見てきました。素晴らしい像でした。

阪南大学には、以前に平山弘先生の依頼を受けて、2004年1月20日に、マーケティング講座のゲストスピーカーをしたことがあります。

猛暑日の阪南大学に続く登校の道には、夏の花の、百日紅(サルスベリ)が、元気いっぱいに咲いていました。

阪南大学に着くと、教務の谷口徳久さんのところに行き、谷口徳久さんの案内で、経済学部の梶山国宏学部長室に、案内されました。

3時からの講義なので、しばらく梶山国宏先生と、今日の講演について、しばし打ち合わせをしました。梶山国宏先生の話では、この起業塾は、もう10年以上の歴史がある講座です。講師の先生方も、年々更新があり、著名な先生方が集まっています。

谷口徳久さんに、パワーポイントに使うメモリスティックをお渡しすると、設営の準備をしてくれていました。レジュメは、カラー印刷なので、神戸で作ってきています。3時きっかり、起業塾の始まりです。

4月から開講し、今日は、第13回目の講義になります。松葉博雄の依頼されたテーマは、「企業家精神とリーダーシップ」で、サブタイトルは、「企業家の心構え」です。これを、企業家の資質、理念、使命感、リーダーシップ、適応力の、5つのキーワードの切り口で、話をします。

出来るだけ分かりやすいように、沢山の図表を使って、話します。たとえば、企業家の資質については、歌を歌う例にすると、下手な人は25%、平均的な人は50%、上手な人は25%に分かれます。その中で、歌手として、中でも指導者と言えるのは、ほんのわずかな人です。企業経営の企業家についても、松下幸之助さん、本田宗一郎さん、稲盛和夫さん、孫正義さん、柳井正さんなどは、この素質を持った人たちです。

教室は、50名位の教室に、ほぼ満席の出席です。講師として注意しなければいけないのは、眠らさないように、おしゃべりに走らないように、飽きさせないようにして、脱線をしながらでも、学生の気を惹きつけることです。

眠りそうな気配になれば、少し脱線を繰り返します。講義の後から、感想文をいただきましたが、感想文の中でも、良かった話として書かれていたのは、脱線部分の話です。

たとえば、松葉博雄の子供に、財産を残すより、教育をつける話です。子供に水が出る井戸を与えるより、井戸を掘る技術を習得させ、自分が井戸を掘り、枯れたらまた次の井戸を掘り、周りの人に井戸の水を施すように、そんな教育をした話です。

中心テーマは、顧客満足と、従業員満足の、良循環経営です。いきなり、初めて聞く話をするより、自転車にたとえて、前輪の回転が、後輪の回転につながる話です。前輪を従業員満足として、前輪が回れば、後輪の顧客満足が回るという論法です。これを、チェーンのように伝えるのが、経営者の経営理念の役目です。

90分の講義が終わり、回収した感想文を見せていただきました。良かった言葉を羅列すると、「売り上げは全てを癒す」、「負けに不思議の負け無し」「真実の瞬間」「商品サービスで負けても、事業の仕組みで勝つ」「良循環経営」「創業の理念」「ただ酒は飲まない」「企業の目的は存続である」「仕事の出来る人に仕事の依頼が集まる」など、予想以上に、短いフレーズで全体を理解してくれていました。

阪南大学のキャンパスに、夕日が、学生の姿を長く影を引く時間になりました。講義の後は、梶山国宏経済学部長と一緒に、阪南大学に勤務する平山弘流通学部長と、大村邦年さんの4人で、懇親会になりました。

神戸商科大学、現在の兵庫県立大学の顔なじみの集まりです。場所は、河内天美駅の近くにある、串カツの店「だるまや」です。

暑い、暑い時は、まずは生ビールからです。生ビールを立て続けに3杯いただいて、少し、喉が潤ってきました。

だるまやさんの串カツは、1オーダーで、串5本が、1ロットです。5本も食べられるのかなぁと、初めてなので心配していると、1本の串カツは、1切れの串身で、これなら大丈夫です。

平山弘流通学部長とは、小西一彦先生の同門で、松葉博雄は後輩です。小西一彦先生を中心に、大学院修了後も、よく集まっています。

起業塾は、学生の時から、社会に出て起業をする、一助となるように、在学の時から、意識を高め、知識を身につけ、ゲストの企業家から実践の話を聞いて、モチベーションを高めています。この起業塾の修了生からも、何人かの企業家が出ているということです。

2013年7月10日(水)



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