尾道焼きスナズリ入りを、尾道の「いわべえ」で頂きました。

尾道焼きと広島焼きは、お好み焼きの具材と、焼き方、押さえ方で変わります。広島県尾道の旅(8)

尾道の中央商店街のお好み焼き屋さんで、「広島風お好み焼き」を食べようと、どうせ食べるなら、地元の一番人気店で食べたいと、土地の人に尋ねて、お好み焼き「いわべえ」に辿り着きました。

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さて、関西風お好み焼きと広島風お好み焼きの違いは何でしょう。関西風お好み焼きは生地と具材を混ぜて焼き、広島風は具と生地を混ぜずに、キャベツを沢山入れて押さえながら、重ねて焼く方法で作られます。

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関西風お好み焼きは、一般的な家庭料理としてホットプレートで作ることができますが、広島のお好み焼きは「プロが焼く」「専門店で食べる」と言う要素が強いため、家庭で広島風お好み焼きを作る風習はあまりないようです。

リッキー君は、すやすや寝ていて、食事の時の泣き声がなくて、助かります。

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いわべえでは、親父さんと奥さんの二人で、お店を切り盛りをしているようです。いわべえは、元々200年も続く漆器屋さんの「油岩(ゆいわ)」です。漆器屋のお店を仕切って、お好み焼き屋さんを作ったそうで、奥の方では、漆器屋さんとお好み焼き屋さんは、繋がっています。

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漆器屋さんが、どうしてお好み焼き屋を始めたのでしょうか?もう、お好み焼きを始めて24年がたっています。

松葉博雄は、とりあえず生ビールをお願いし、ビールを飲みながら、お好み焼きができるのを待ちます。注文したのは、お店の名物「尾道焼き すなずり、イカ天入り 830円」です。

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もう一つは、「いわべえ焼き」です。親父さんに色々尋ねてみます。

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NHKの連続テレビ小説「てっぱん」の尾道ロケのおかげで、去年から急にお客さんが増えて来たようです。

その前までは、もうお店を閉めようかと撤退まで考えていたお好み焼きが、突然神風が吹いたように、腕が痛くなるほど、立っているのがしんどいほど、もういいと言うほど、お客さんが押し寄せて来ました。

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さすがに、ここまでお客さんが来ると、株価と同じように、もうそろそろ天井かなぁと、商店街の人たちはこの先の心配をしているそうです。

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ソースの美味しいのは、おたふくソースですか?と尋ねると、「うちでは、お好みソースはカープじゃ」と、きっぱり言い切りました。それならお土産にと、一本300円で分けてもらいました。

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葱焼きを食べると、いわべえの味が分かるそうです。11種類の調味料を使って、調合した生地で、葱を焼きます。この11種類をミックスした秘伝の生地は、企業秘密で、絶対に中身は見抜けないそうです。知ったらビックリするようなものを、使っているそうなので、松葉博雄も興味を持って葱焼きの端の方を食べてみました。

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11種類の隠し味が分かりません。しかも、知ったら驚くと言う調味料とは、なんでしょう?親父さんは、笑って見ています。

2011年3月3日(金)


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