「阪急電車全線開通/チバの内山賛平社長のお見舞い/ゴルフの練習/賞与の支給/父の日のプレゼント」:阪神淡路大震災後147日目~153日目

大震災の後、初めての夏の賞与の支給日です。多くの従業員を失ってしまいました。その中で、今も一緒に震災復興に尽くしてくれた方に賞与を支給いたしました。

6月12日に阪急電車の神戸線が全線開通しました。阪急電車で通勤しているので、阪急電車がこれまでのように復旧して、電車ですぐに三宮に通えるようになることは、自分自身だけでなく、お客様や、従業員の皆さん、取引先の皆さんが三宮に来やすくなることです。

もう一つ嬉しいことは、岡本に特急がこれから止まるようになります。岡本には甲南大学、甲南女子大、神戸女子薬科大学などの大学があり、特急停車駅に昇格したことは、便利になります。

さんプラザビルの解体も、粉塵の中で進んでいます。10階建ての屋上には、遠くから見ても一際目立つトヨタの電飾の広告塔がありました。このトヨタの広告塔がクレーンでつり上げられ、撤去されました。

阪神淡路大震災復興物語 阪神淡路大震災復興物語

13日はチバの内山賛平社長と杉山部長が、東京からわざわざ神戸の被災地にお見舞いに来られました。内山賛平社長からのお話しでは、東京でテレビで見ていた神戸の様子と、電車に乗って芦屋辺りから見えてくる現実の、家屋の倒壊した罹災地はまるで感じが違い、正直、この被害のひどさに驚いたそうです。

震災で崩れた三宮界隈のビルテレビで見るニュース報道は、画面が小さく、平ったく立体的ではありません。そこから大きな実物を頭の中で想像することは、確かに難しいことです。想像を絶するほどの被害状況を目の当たりに見て、さんプラザコンタクトレンズのあるさんプラザビルの解体状況を見て、深いお見舞いの言葉をいただきました。

内山賛平社長とは、神戸を中心とした、チバのコンタクトレンズを使っている顧客の皆さんに、どのようにコンタクトレンズとケア用品の支援をするべきかという議題で話がありました。

チバのレンズの中で、特にさんプラザコンタクトレンズのシェアが大きい製品は、ソフィーナDXです。ソフィーナDXはもともとは、リッキーという会社が製造販売していたものですが、それをチバが買収し、今ではチバのレンズになっています。

このソフィーナDXには、ケア用品として洗浄液と保存液が必要です。このソフィーナDXはフィッティング技術が難しく、一部の得意な取引先に集中していました。神戸であれば、さんプラザコンタクトレンズが全国的にも上位のようです。

そこで、ケア用品の購入には皆さん困っているはずです。公的施設へ支援物資を送られてしまうと、山のような支援物資の中から仕訳が必要となり、望んでいる支援物資が山積みの中の下積みになっているので、おいそれと欲しい人に、届けたい人へマッチングがうまくいかないことです。

そこで、内山賛平社長にお願いしたことは、ケア用品の支援を頂けるのであれば、伊藤町の今西ビル宛にお願いします、そして、新聞広告をしてください、チバのケア用品のお困りの方は、現在復旧している販売所を明記して、顧客の皆さんが孤立しないように情報提供をお願いしますと、訴えました。

私たちは私たちで、ソフィーナDXを使っている個々のお客様のデータを持っていますので、ケア用品が届けば、すぐに連絡をすることができます。

お見舞いに来ていただいた事にお礼を申し上げるとともに、チバの製品を使っている顧客の皆さんにも是非支援をお願いしますと、くどいほど頭を下げてお願いをしました。

チバの内山賛平社長は神戸出身なので、神戸に大変な深い理解と愛着があります。きっと、チバのレンズを使ってらっしゃる皆さんにケア用品の支援をしていただけると思います。

15日(木)は、会社の定休日です。最近、従業員の皆さんと、取引先の皆さんと、震災復興のお手伝いをいただいているお礼の気持ちを込めて、お天気の良い時には、一緒にゴルフに行きましょうという提案を続けています。

阪神淡路大震災復興物語
阪神淡路大震災復興物語

こんな時にゴルフなんてと思うかもしれません。社長として復興第一で、私自身の身体にも異常が起き、体重が軽くなり、風が吹くと揺れそうな感じさえします。かなり体重が減っています。その対策として、まず気持ちから明るくしていこうと自分自身で考えています。そこで、下手なゴルフをして、みんなで白球を追って、明るい太陽の下で芝生を歩きましょうという提案です。

これに対して、賛成していただく企業が少しずつ増えています。しかし、コンペをするとなると、私も一応は恥ずかしくないスイングをする必要があります。そこで、今日のお休みの日には、チバの塩谷さんがとてもゴルフがお上手なので、レッスンを兼ねてご一緒しました。

武庫の台ゴルフ場でOB連発の練習兼予選のようなゴルフを楽しみました。

17日(土)。今日は、夏の賞与の支給日です。多くの従業員を失ってしまいました。その中で、今も一緒に震災の復興に尽くしてくれた方に賞与を支給いたしました。

1月から今日の6月まで、賞与が支給できるような業績でないことは、誰の目にも明らかです。今回の賞与は、業績に基づく査定などはありません。復興に対する協力へのお礼と感謝の気持ちです。

それでは、評価に差はないのかと尋ねられると、少し困りますが、差はあります。それは復興に対する熱意と協力度の差となります。こんな時でも賞与が出れば、なんとなく笑顔がこぼれてきます。

阪神淡路大震災復興物語

18日(日)は父の日です。娘と息子の子供達3人は父の日のプレゼントに、私の使うサスペンダーと蘭の花をプレゼントしてくれました。

蘭の花は自宅にあっても誰も見る者がいないので、伊藤町の今西ビルの店舗に飾りました。受付辺りが蘭の花でずいぶんと華やかな雰囲気に変わりました。

受付に置いている、お客様用のテレビの報道では、今日はカナダのハリファックスでサミット会議が開かれているようです。日本からは村山富市首相が出席しています。

今年は1995年で、1945年の第二次世界大戦の終結から50年の記念の節目でもあります。戦争は歴史の中で何度も繰り返し、繰り返し起きています。第二次世界大戦から50年間大きな国際的な戦争はないものの、ヨーロッパではユーゴスラビアで、ロシアではチェチェンで局地的な戦闘は起きています。

もし、阪神大震災のような大規模な天災で、死者が6000人を超えた被害と、戦争による同じ規模の死者があったら、きっと怨念は戦争の場合、復讐となってさらにたくさんの犠牲を出すことでしょう。そう思えば、阪神大震災のこの犠牲者は、次の天災による災害の予防と回避に向けて、活かさなければならないと、ニュースを聞きながら思いました。

阪神淡路大震災後147日目~153日目



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です