沖縄恩納村の雛祭り（旧暦3月3日）には、海の安全を祈って、海の神様に感謝とお礼の捧げ物をします。コロナエキストラの上等ビールを冨着信和さんから頂きました。
【沖縄のリゾートライフ、恩納村の浜下り（ハマウリー）、清明祭（シーミー）、沖縄の行事に参加しました　その7】

冨着勝弘さんの船で、ムーンビーチ沖の珊瑚礁へ潮干狩りに出掛け、帰ってきて、朝日会のテントに獲物を持って行き、皆さんに見せている時、ちょうど松田薫さんのお母さんが、海の安全のために海の神様に祈って捧げた、タコと魚を頂きました。

ちょうど朝日会の前を通りかかったので、「食べなさい」と分けてくれました。今日、旧暦3月3日は、雛祭りなのです。沖縄の雛祭りは、女性は浜下り（はまうり）をして、普段、上がらない珊瑚礁に上がって、潮干狩りをします。

そうすると、今日の松葉博雄が潮干狩りをしたのは、実は、伝統的には、女性のお祭で、誰か女性の方と一緒に潮干狩りを楽しんだ方が、沖縄の文化に沿っていたことになります。

外のテーブルには、今日も鵯がエサをねだりに来ています。

松田美代さんから頂いたタコには、味が付いているので、醤油はいりません。このまま頂きます。

松葉博雄も、タコを頂きました。とても柔らかく、味付けも良く、美味しいのに、驚きました。

冨着勝弘さんと石川善忠さんが浜下りで獲った獲物を、「松葉さん、金城正則さんのところに持って行ってあげたら？」と、譲ってくれました。大変、気配りの出来たことなので、ありがたく頂いて、シャコ貝を中心に、金城千賀子さんに差し上げるために、これから歩いて、金城家に向います。

途中、見た景色では、前兼久漁港では、もずくの出荷が始まっています。もずくを収穫して、海水で洗って、出荷していく準備が進んでいます。ベルトコンベアで上がったもずくを確認しています。

金城正則さんからゴム長靴を借りたので、使った後は、真水で潮を洗い流し、金城家にお返しをしました。

金城家ではちょうど、クレアちゃんの小学校の担当の先生が家庭訪問に来られて、家庭訪問は終わり、先生は帰るところでした。

金城家でコーヒーをご馳走になり、ひとまず、ホテルに帰ります。

ホテルでは、潮水を流すために、お風呂に入り、車にも乗らないので、東シナ海に沈む夕日を見ながら、ビールを飲み、夕方がゆっくりと近づいてくるのを待ちます。

6時が近づいて来たので、朝日会に行ってみます。ムーンビーチホテルに行く入り口のところに、「ひらのや」さんがあります。

 

ムーンビーチホテルに寄ってみます。ホテルのガーデンには、あちらこちらで、ハイビスカスの花が咲いています。古いガジュマロの樹があります。昔はこのガジュマロの樹が前兼久の集落にも、あちらこちらに、たくさんあったそうです。

どのぐらい潮が引いているのかを、今度は浜辺の方から、沖の珊瑚礁を見てみようと、ムーンビーチの浜辺に行ってみます。潮の干満時間表がありました。まだ寒くて泳いでいる人はいません。

ムーンビーチの浜辺から、沖の珊瑚礁を見た後は、ホテルのホールにある池を覗いてみました。海水のプールには、近くで獲れた海水魚が泳いでいます。

ムーンビーチホテルから、前兼久の集落を横切って、朝日会には、6時15分に着きました。

冨着信和さんが、「松葉さん、いつもハガキをもらってありがとうね。今から美味しいビールを持ってくるから、他のビールは飲まないで、しばらく待っていてね」と言われたので、冨着信和さんがビールを持って来てくれるまで、オリオンビール麦職人を我慢して、ずっと待っています。

冨着信和さんが持って来てくれたビールは、コロナエキストラです。

缶ビールではない、瓶ビールの小さい瓶でした。「こうやって開けるんだよ」と、冨着信和さんがビールの王冠を開けてくれました。

沖縄では、素晴らしいことや、優れていること、品質が高いこと、これらを総称して、「上等だ」と言います。

冨着信和さんは、「松葉さん、このビールは上等だよ」と、勧めてくれました。

上等なコロナエキストラのビールを飲みながら、あては、スルメです。スルメの足を干していて、瓶に入っているのですが、摘んで噛んでみると、これが堅いのです。

仲程學さんがやってきました。芝生の向こうで、携帯電話でやりとりをしています。

7時を過ぎると、街灯が点き、少し明るくなりました。そろそろ、蚊が飛んでくる頃です。

朝日会の皆さんが蚊に刺されなくても、蚊は松葉博雄が好きみたいです。用心しないと、蚊に刺されます。

外のテーブルには、だんだんと人が集まってきて、山城久永さんも一緒にビールを頂いています。

随分ビールを飲んだので、千鳥足になる前に、これから金城家に行きます。

2010年4月16日（金）