サービススタッフの育成が課題です。シェラトン沖縄サンマリーナリゾート 第174回沖縄訪問記(9)
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シェラトン沖縄サンマリーナリゾートの花火は中止になりました。 第174回沖縄訪問記(9)
シェラトン沖縄 サンマリーナリゾート ホテル
シェラトン沖縄サンマリーナリゾートでは、お盆の期間中に毎晩9時に花火を打ち上げる予定になっています。
花火は、近くで見るほど音も大きく、臨場感が伝わってきます。
そこで今夜の食事は、サンマリーナホテルでU君たちと一緒に頂くことにしました。
こちらのホテルからサンマリーナホテルまでは、歩いて行ける距離です。タクシーが利用できれば、タクシーに乗りたかったのですが、お盆の時期は運転手さんの休みも多いのか、なかなかタクシーを拾えません。
東シナ海に沈む夕日を見ながら国道58号線をゆっくり歩いてサンマリーナホテルまで奥さんとおしゃべりしながら歩きました。
サンマリーナに着いたときはすでに周りは薄暗く、ホテルの灯りが夕暮れ時に輝いて見えます。
U君たちはホテルの入り口で待ってくれていました。
シェラトン沖縄サンマリーナリゾート 音と光のファンタジー
ロビーではプロジェクションマッピングが行われていました。
毎晩2回、内容の異なるショーを開催しているようです。
ロビー全体を使ったプロジェクションマッピングと、音楽に合わせて踊る噴水のコラボレーションは迫力満点でした。
今日の夕食の企画は、一階のロビーの横にあるレストランで、あぐー肉のしゃぶしゃぶを頂くことになっています。
満室のためサービス係りはパニックに
お盆の時期は、ホテルの料金は特別料金といえるような高い設定になっていますが、サンマリーナホテルは沢山の宿泊客がいて、満室状態です。
そのため、夕食の予約席はいい席が取れません。
いい席とは、ビーチの景色が見える場所です。
ビーチが見えると、花火も見えるからです。
レストランの席について、サービス係と、ひと悶着がありました。
満室でお客さまが多いため、サービス係はパニックになっているほど、冷静な判断が出来ていませんでした。
森トラストはホテルを買収しましたが、ホテルの優れたスタッフを育てるには時間がかかります。
沖縄サンマリーナホテルは森トラストが買収
日本航空の経営の時代には経営不振に陥り、ホテルは森トラストが買って、シェラトンホテルと共同運営して名前は、シェラトン沖縄サンマリーナリゾートホテルになりました。
沖縄タイムス 2017年1月5日 付記事によれば、
森トラスト(東京都、伊達美和子社長)は4日、恩納村冨着の「シェラトン沖縄サンマリーナリゾート」の土地の過半と建物、運営権を昨年12月28
日付で取得したと発表しました。
運営権については、イシン・ホテルズ・グループ(東京、マイケル・ニギッチ社長)傘下にあった「サンマリーナ・オペレーションズ」を子会社化しました。
森トラストグループが沖縄県内でホテルを運営するのは初めてで、全国では19軒目です。ホテル名は変更しない予定です。
今回、恩納村で所有権と賃借権を取得した土地は計約8万2775平方メートルです。
取得した建物は、約200室の既存ホテル棟と昨年12月に完成した約46室の新ホテル棟です。
ことし1月中には屋内プールやスパを備えたウェルネスセンター、3月にはオーシャンビューのチャペルを敷地内にオープンさせました。
すべての建物を合わせた延べ床面積は約2万9242平方メートルです。
森トラストは県内で2軒のホテル建設計画を進めており、宮古島市伊良部島に昨年1月取得した土地7338平方メートルには、19年にも世界レベ
ルのラグジュアリーホテルをオープンさせる予定です。
15年12月に取得した本部町瀬底島の土地33万5131平方メートルでは、20年ごろに滞在型リゾートホテルをオープンさせる予定です。
どちらもホテルのブランド名や運営方式は検討中です。
以上沖縄タイムスより抜粋
シェラトン沖縄サンマリーナリゾートの姿が美しい
恩納村の国道58号沿いに建つ白亜のピラミッド型、あるいは船のブリッジの容姿をしたホテルとして人目を引くような建物です。
駐車場に併設される緑鮮やかな芝生公園にはプール・パターゴルフ・テニスコートがあるほか、オーシャンリゾートたるサンセットクルーズ・シュノーケルツアー・グラスボートなど様々なマリンアクティビティの用意もありました。
今夜の食事には、金アグーしゃぶしゃぶコースを注文しました。
生産数が少なく希少な「金アグー」を沖縄スタイルのしゃぶしゃぶで頂きます。
沖縄県産の鮮魚を使った前菜、車エビの天ぷら、甘味たっぷりの島野菜を季節の鍋地で楽しめました。
そろそろ花火の時間
9時に近づくと、レストランの女性スタッフが、私にそろそろ花火の時間ですよと耳打ちしてくれました。
これは大変と奥さんと二人でサンマリーナホテルのビーチに大急ぎで行ってみると、誰もいません。
おかしいな、9時からの花火に泊り客の皆さんは関心がないのでしょうか?
浜辺で花火が上がるのをじっと待っていました。
満月が近づいていました。
ホテルの上空には、きれいな月が輝いています。
涼しい外の外気に触れて、花火が上がるのをじっと待っていました。
恩納村の他のホテルからは、花火が上がる音が聞こえてきます。
もうすでに9時はすぎて、定刻を回っても、花火があがらないのは不思議です。
15分ほど待ってみましたが、どうもおかしいと思って、レストランに戻りました。
サンマリーナの花火は中止でした
ホテルのスタッフに花火の話を確認すると、今夜は台風10号接近の為、強風なので中止したそうです。
他の宿泊客の皆さんは、花火が中止になったことを知っていたようです。
間近に花火の打ち上げを期待して、サンマリーナホテルでの食事を選んだのに、とても残念です。
10時をまわってきたので、今夜はこれで終了です。
帰りは、ホテルにタクシーをお願いして、タクシーに乗って帰ると、すぐにホテルに戻ることができました。
まとめ
沖縄は今、リゾート地として評価が高まり、観光客が増加しています。
ショッピングセンター、観光施設、ホテル、飲食店などが沢山新規オープンしています。
資本投下して沖縄に出進しても、資本では解決できないのが、人的サービスの問題です。
優れたサービスを提供するには、長期間の人材育成が必要です。
施設の膨張に、人材育成が追いついていないことが問題です。
2019年8月13日(火)