沖縄恩納村前兼久のすき焼きは、砂糖をあまり入れません。 第113回沖縄訪問(12)
神戸の松葉博雄の味付けでは、砂糖・みりんを使って、甘くしていきます。沖縄風と神戸風のすき焼きの味は、神戸風に軍配が上がりました。
【沖縄県うるま市石川の東山(あがりやま)のびのび保育園の運動会の応援 第113回沖縄訪問 その12】
神戸から金城家に三田の「肉のマルセ」のお肉を送っています。
霜降りのとても美味しそうなお肉です。今日の晩ご飯は、すき焼きです。いつものように、下ごしらえは、金城千賀子さんが担当し、鍋奉行は松葉博雄が勤めます。すき焼きにするために、先に肉を炙って、炒めておきます。
その後、玉葱やこんにゃくなどを煮込んでいきます。そして、いったん炒めて取り出していた牛肉を、野菜と一緒にもう一度鍋に入れます。
糸こんにゃくは長かったので、ラーメンのように箸で長く上げてみても、それでもまだ鍋に続いているので、とても食べにくいと、金城正則さんがハサミで切ってくれました。
この後、豆腐を入れます。クレアちゃんは、何かお手伝いしたいと、しきりにせがんでいます。
そこで、お肉を広げる役をしてもらいました。食べるだけでなく、お料理の準備に何か役に立ちたいという気持ちがあるようです。
今日の主役は、利絵ちゃんです。利絵ちゃんが帰って来るのを待ちます。帰ってきました。帰ってきたら、すき焼きを始めます。
沖縄では、すき焼きにあまり砂糖を使わないということですが、内地風に、砂糖と醤油とみりんで、すき焼きの味付けをしていきます。
お酒も入れます。箸の先を手のひらに当て、味を舐め舐めしながら、少しずつ味を確かめながら、美味しいすき焼きを目指して、味を作っていきます。美味しそうなすき焼きが出来たので、皆さんで頂きます。
箸が進んでくると、一同、とても美味しいと、声を上げました。さらに美味しくするには、すき焼きを一晩寝かせると、味が染み込んで、牛丼にでもすれば、もっと美味しくなります。
金城家名物のゴボウの丸切りも入れました。これを一晩寝かせると、とても美味しい味になります。
今日のメインイベントは、利絵ちゃんのお誕生会です。
電気を消して、ロウソクを付けて、皆さんでハッピーバースデーの歌を歌います。
クレアちゃんは早くロウソクを消したがっています。みんなで一緒に歌を歌ってからです。写真を撮って、この瞬間のメモリーを残しておきます。
大切なことは、ケーキを食べることではないことです。ケーキを食べることではなくて、記憶を残すことです。
この後、クレアちゃんは、「縄跳びをしたい」と言います。縄跳びをする前に、風船でバレーボールをします。
バレーボールはずっと続くので、制限のため、50回にしてもらいます。風船バレーボールは、松葉博雄も子どもたちを育てるときにやりました。アタックナンバーワンの時代です。
小さい子どもの前では、親は優位になれます。子どもに負けるわけはないので、子どもに対して、「ああしなさい、こうしなさい」というアドバイスも言えます。
しかし、だんだんと逆転していきます。例えば、クレアちゃんはこれからする縄跳びは、家の中ですることではないのですが、大人がやってみるとなかなか出来ないことを、クレアちゃんはやっています。
何回続くかを数えています。これを褒めるともっと家の中でするので、褒める訳にもいかず、見ています。
10時を過ぎた頃、食後の洗い物がたくさん溜まってきます。皆さんが楽しく食事をすれば、その後には、何かが残るのです。洗い物は大変な後片付けです。
金城千賀子さんが、松葉博雄の朝ご飯を心配してくれました。今日の食べ残ったご飯を持って帰ることにします。
野菜ジュースも入れてくれました。明日の朝ご飯は、これで困りません。ありがとうございました。
2009年10月12日(月)