私の壺 中村康石先生に注文した 陶芸久米島焼き「青の壺」を18年待っています。
沖縄のブルーオーシャンカラーの壺 陶芸の久米島焼きの 中村康石ギャラリーを訪問しました。2001年に特別注文した「青の壺」は、青みを出すまでに9年掛かっています。試作品から本制作へと進みます。久米島焼きには、これまでなかった久米島ブルーオーシャンカラーが生まれます。2019年8月で18年待ちましたが、まだ完成していません。
第109回沖縄訪問記 (その8)
私の壺なら 沖縄のブルーオーシャンカラーの壺 久米島焼き 中村康石ギャラリ
久米島訪問の目的に、
久米島焼きの「中村康石ギャラリー」の
仲村さんを訪ねることがあります。
松葉博雄夫妻用に、久米島焼きの
特別なツボを焼いてもらう約束を2001年
にしていますが、その後、色見本は届きましたが、
壺の完成には至っていません。
そこで、そろそろ特別注文の壺が出来ていませんか?
と、督促に行きました。
久米島焼きの 「中村康石ギャラリー」の仲村さんを訪ねます |
窯元は、アーラ岳(287m)の近くにある、
山城地区にありますが、山岳地帯です。
そこに、森を切り開いて、窯を作りました。
久米島焼きの土は、
ギャラリーの近くの山岳地帯から
掘り出した土を使っています。
窯元は、アーラ岳(287m)の近くにある、 山城地区にありますが、山岳地帯です |
ギャラリーと喫茶店も経営しています。
だんだんと記憶が蘇ってきました。
2001年1月に訪れたときのままです。
今は、朝の10時ごろです。
お店の人に用件を話し、
取り次いでもらって、仲村先生を待ちます。
今、イタリアに出品する個展の準備中で、
なかなか忙しいとのことです。
ギャラリーと喫茶店も経営しています |
壺なら 私の壺は 沖縄のブルーオーシャンカラー 久米島焼き 中村康石ギャラリーで制作注文
10分ほど待っていると、
仲村先生がお会いするということになり、
作業所に案内されました。
松葉博雄 が2001年に注文した特別仕様の壺は、
目下、壺の色を考えて、試作をしているところで、
「こんな色はどうですか?」と
青みがかった色を見せてくれました。
とても綺麗な色です。
仲村先生がお会いするということになり、 作業所に案内されました |
壺なら 沖縄のブルーオーシャンカラー 久米島焼き 青の壺
久米島焼きは、特色としては、黄金色ですが、
松葉博雄の注文は、
久米島の海をイメージする青い色です。
素人だから、簡単に注文していますが、久米島の土から、
海のような色を出すのは、あれやこれや添加物を加え
て、さらに窯の熱の温度によって色が変わってくるようなので、
ペンキで塗るような訳にはいかないようです。
ここまでイメージ通りの色が出来ると、]
この後は、壺の形をどのようにするのかと、考えているそうです。
仲村康石先生と一緒に記念撮影をしました。
松葉博雄の注文は、 久米島の海をイメージする青い色です |
久米島焼き 中村康石ギャラリに注文して10年経過
10年前の約束ですが、ちゃんと覚えて、
色を出す研究を繰り返しているということで、感心しました。
あと1年か2年以内には出来上がりそうです。
焼き物を注文してから
10年以上掛かる訳ですから、大変長い時間です。
10分ほど待たされた理由が分かりました。
試作した壺を探していたんだと思います。
久米島ギャラリーのアトリエからは、
向こうに大きな島が見えます。
奥武島(おうむじま)です。
この辺りから見下ろす久米島の風景は、
自然が残っていてお気に入りです。
素晴らしい風景です。
久米島ギャラリーのアトリエからは、
向こうに大きな島が見えます
もし、松葉博雄に翼があれば、
もし、ハングライダーが出来るなら、
この久米島の風に乗って、
アーラ岳から奥武島に向かって、滑走してみたいものです。
お天気も何よりです。久米島焼を黄金色でなくて、
コバルトブルー色にして欲しいという、大変難しい注文をし
ていますが、着々と進んでいるので、安心して帰ります。
道の端にも、垣根の中にも、
思わずカメラを向けたくなるような、美しい花が咲いています。
久米島は、台風が来ると、大変な被害をもたらします。
今日のような、静かな晴れた日とは
打って変わった自然の脅威があります。
思わずカメラを向けたくなるような、美しい花が咲いています |
この後、久米島をドライブで1週します。
標識にある89号線の空港道路というのは幹線道路です。
久米島をドライブで1週します |
久米島野球場もあります。
東北楽天チームが、この球場でキャンプをします。
夏のような強い日照りの中で、
久米島球場の屋根の銀色の輝きは、
眩しいほど輝いています。
まとめ
久米島焼きの中村康石ギャラリーを訪問しました。
2001年に特別注文した「青の壺」は、
青みを出すまでに9年掛かっています。
試作品から本制作へと進みます。
久米島焼きには、これまでなかった
久米島ブルーオーシャンカラーが生まれます。
2019年8月現在で、18年経過しました。
注文を引き受けていただいた、
青の壺はまだ完成していません。
2009年6月10日(水)