「後悔先に立たず」と言いますが、松葉博雄の場合は、「航海中ビールなし」ということになりました。神山島、クエフ島、ナガンヌ島が水平線上に見えます。
【沖縄の6月は梅雨時です。沖縄の雨は、時には激しく、雷を伴って大雨洪水警報が出るほど荒っぽい雨が降ります。梅雨空の合間を縫って、恩納村や久米島でマリンスポーツは出来るでしょうか？　第109回沖縄　恩納村訪問　その5】

久米島に向かう那覇フェリーは、泊大橋をくぐって、出発です。那覇空港の飛行機がすぐ近くで離発着していることが船から見えます。

那覇空港の飛行機がすぐ近くで離発着していることが船から見えます

 

しばらく船旅で、3時間ちょっとあります。途中、ところどころ珊瑚礁に囲まれた島がありました。神山島、クエフ島、ナガンヌ島が続きます。

久米島に向かう那覇フェリーは、泊大橋をくぐって、出発です

 

船から見るので、島を水平に見ています。白い綺麗な砂の島がありましたが、よく見れば、なにやら工事をして自然を壊しています。飛行機から見える珊瑚礁の島だと思います。

白い綺麗な砂の島がありましたが、よく見れば、なにやら工事をして自然を壊しています

 

最近のデジタルカメラは優れもので、望遠機能にして、無人島らしき島を撮影し、それをプレビューしてみました。すると、確かになにやら工事をしていることが目視よりはっきり見えます。

 

しばらく甲板で寝ていると、片山正喜さんが声を掛けて、「島が見えるよ」と教えてくれました。慶良間諸島です。慶良間の島は、人を寄せ付けないほど、断崖絶壁です。

慶良間の島は、人を寄せ付けないほど、断崖絶壁です

 

慶良間諸島にも行きました。また行きたい島です。波の穏やかな時に、シュノーケリングをして、距離の短い島から島へと泳ぎ渡ってみたいものです。

 

午後の2時から3時の日照りは、とても強く、日陰で寝ていないと甲板の鉄板では、目玉焼きが出来そうなくらい熱くなっています。

久米島に渡る船に乗るのは、今回が初めてです。当然、船の中に売店があり、売店でビールを買って、ビールを飲みながら、お弁当を食べながら、船旅を楽しみたいと思っていました。

 

ところが、誤算です。離島に渡る船には、売店なんてありません。僅かな乗客のために、わざわざ人員を割いて、お店を開けることはしていません。

「後悔先に立たず」と言います。松葉博雄の場合は、「航海中ビールなし」ということになりました。

久米島が見えてきました。久米島の最南端の島尻岬です

 

しばらくすると、久米島が見えてきました。久米島の最南端の島尻岬です。

船は、島伝いにゆっくりと港に入って行きます。久米島の兼城港フェリーターミナルのすぐ近くに、久米島高校があります。

船は、島伝いにゆっくりと港に入って行きます

 

17時半ごろ、久米島に接岸です。船が着いたことを島中に聞こえるように、汽笛を鳴らしています。

船が着いたことを島中に聞こえるように、汽笛を鳴らしています

 

港には、船に乗っている人を待っているのか、それとも、船に積んでいる物資を待っているのか、何人かの人達が、接岸を待っています。

そろそろ夕方なので、久米島に着いたら、即海へと言うわけにはいかないようです。

まずは、2泊する民宿を探して、チェックインが必要です。

 

2009年6月9日（火）