恩納村前兼久の丘陵地に、国道58号線のバイパス道路が建設中です。松田光正さんと開通前に散歩がてら、山に登ってみました 第107回沖縄訪問(12)
恩納村前兼久の丘陵地に、国道58号線のバイパス道路が建設中です。松田光正さんと開通前に散歩がてら、山に登ってみました。
【沖縄の一族の結束は、祖先礼拝にあります。毎年4月(旧暦・シーミー)には、門中が集まり、祖先を祀るお墓の前で一族の皆さんがお弁当を持ち寄って、一族の繁栄をお祈りします その12】
シーミー祭に参加した後、少し酔いを覚ますために、ホテルに戻っています。
部屋に戻って、外を見れば、少しずつ日が傾いていることが分かります。しかし、まだ強い日差しです。しばらく休憩、昼寝でもすることにします。
少し寝て、夕方になったころ、電話が掛かってきました。金城正則さんから、「松葉さん、うちにいらっしゃい」というお誘いのお電話です。
金城正則さんの自宅に行ってみると、松田光正さんがいて、「新しいバイパスができて、開通する前に、見に行きましょう」ということで、誘ってくれました。
恩納村の前兼久の畑は、もう夏の作物の苗を植えています。
トマト、ナス、トウモロコシ、胡瓜、かぼちゃ、ニガウリも植えられています。
新しいバイパスが通るところに上がって、写真を撮りました。
真栄田岬が輝いています。夕日になってきました。
松田光正さんは、地平線ギリギリに太陽が沈む頃を狙って、もっとも景色の良い場所から夕日が沈む瞬間を待つように、案内してくれましたが、思ったように行きません。
いつの間にか、雲が流れてきて、夕日を隠しています。
雲が出てくると、仕方がないので、沈み行く太陽の最終の輝きを写すことは出来ませんでした。
代わりに、バイパスの近くに自生している花や植物を見てまわりました。
山城興善さんの畑に寄りました。まだ名前を知らないワンちゃんが、少し怯えています。
これまでは人懐っこかったのに、少し怯えています。何か怖いことに出会ったのでしょうか?
山城興善さんの畑でも、夏の植物が苗を植えられています。松葉博雄のパパイヤの実が松葉博雄の背丈よりも上の方に実っています。
手が届かないので、パパイヤは獲れません。昨年植えたバナナは、今年は実が付くでしょうか?
ワンちゃんが、心配そうに見ています。側に寄って、お水の皿を見てみると、空っぽになっています。
ワンちゃんを飼っていたときのことを思い出すと、外で鎖に繋いでいると、紐を長くして行動範囲を広くしてあげると、紐で水皿をひっくり返して、飲む水に困っているときもあります。
ペットボトルのお茶を取り出し、ワンちゃんの皿に移してあげると、ワンちゃんは、喉が渇いていたのか、嬉しそうにぺろぺろと水を飲んでいました。
ワンちゃんに感謝されて、まとわりつかれると、服を土で汚されるので、少し距離をおいて、飛びつかないように、用心しています。
最初の怯えた様子は、落ち着いてきて、表情が柔らかくなってきました。
2009年4月12日(日)