沖縄の大晦日:恩納村朝日会の年越し料理は、金城正則さんが鶏を3羽使って、野菜煮込みの鶏スープを朝から取り組んでいます 第103回沖縄訪問(5)
沖縄の大晦日:恩納村朝日会の年越し料理は、金城正則さんが鶏を3羽使って、野菜煮込みの鶏スープを朝から取り組んでいます。畑からは、島らっきょうと生姜を掘り出してきました。【寒い本土のお正月を避けて、暖かい沖縄で年末年始を過ごします その5】
沖縄の大晦日です。朝日会では、金城正則さんが朝から作っていた鶏のスープが出来ています。
鶏を3羽解凍し、食べやすいように解体し、大きな鍋で何時間も煮込んで野菜スープを、今日の大晦日の年越しのために、作っています。
鶏スープの鍋には、冬瓜、鶏肉、玉葱、人参などが入っています。
朝日会では、2009年1月2日にゴルフコンペが予定されていますが、松葉博雄の名前はエントリーされていません。
それは、予選をしたのではなく、選考で落ちたようです。
朝日会では、ストーブで焚き火をし、暖を取りながら、ゴルフコンペの話で盛り上がっています。
じっとしているのももったいないので、今のビールを飲んでいないうちに、車を運転して、山城興善さんの畑に行きます。
山城興善さんの許可を得て、金城正則さんと生姜を掘り起こしに行きました。
今、冬場は、生姜の収穫時期です。
山城興善さんの畑は広く、いろいろな作物を、朝日会の人達が土地を借りて植えています。
松葉博雄は、鍬を持って、畑を耕すと、腰痛に悪いので、金城正則さんは、掘り起こした生姜を手にとって、茎を切り、細い根っこを取って、土を払います。
次に、島らっきょうを頂きに行きます。島らっきょうが出来ているのは、登川喜永さんの畑です。
登川喜永さんの畑には、番犬と山羊が2匹いました。2007年2月に徳之島に行ったときに買ってきた山羊です。
沖縄では山羊料理は、何か行事があったとき、振る舞われます。とても癖の強いお料理なので、体調の悪いときは食べてはいけません。
体調の良いときは、血行が良くなり、元気になっていきます。登川喜永さんは、山羊を買ってきて、餌をあげて育てていく内に、情が移り、とても食べられなくなっています。無理もありません。山羊は、可愛い目をして、見ています。
登川喜永さんから島らっきょうを頂いてきたので、島らっきょうの外皮を剥いで、すぐにお料理に使えるようにしておきます。
これは面倒な作業で、慣れていないとなかなかうまくいきません。松葉博雄と奥さんは、慣れない手つきで、島らっきょうの皮を剥いていると、登川喜永さんと金城正則さんが、替わってくれました。
島らっきょうの皮を剥かなくてよくなったので、先程掘ってきたばかりの生姜の赤土を取って水を切っておきます。
新生姜なので、紅生姜を作ろうと思っています。
水気があると、生姜が傷むので、神戸に送る前に、ホテルで水を切って、干しておきます。
金城正則さんと、登川喜永さんは、長い時間かけて、島らっきょうの皮を丁寧に剥いてくれて助かりました。
夕方、周りが少しずつ暗くなってきました。
芝生に赤土を運んできて、芝生の手入れをしようとしていますが、芝を張るまでにはまだ作業が続きます。
大晦日の年越しに向かって、少しずつカウントダウンが始まっています。これから金城家に向かいます。
2008年12月31日(水)