沖縄の人々は海のかなたに神々の住む島があると考え、その楽土を「ニライカナイ」と呼んでいます。片山正喜さんの描いた絵で「ニライカナイ」のイメージ画を見ました 第101回沖縄訪問(14)
沖縄の人々は海のかなたに神々の住む島があると考え、その楽土を「ニライカナイ」と呼んでいます。片山正喜さんの描いた絵で「ニライカナイ」のイメージ画を見ました。
【沖縄訪問第100回を超えて、松葉博雄の沖縄訪問は、どこまで続くでしょうか? その14】
朝、ベッドの横に置いていた電話の音で目が覚めました。電話は、片山正喜さんからです。
「昨日の夜、福岡から帰ってきたので、今日は、沖縄にいますよ」という案内でした。「では、今日は何をしましょう?」と相談しました。
朝寝坊していたので、起してはいけないと思い、松葉博雄の奥さんは、そっと部屋から抜け出していませんでした。
どこに行ったのか考えていると、奥さんから電話が掛かってきました。「今、金城家にお邪魔しています。朝ご飯を頂きに来て下さい」という案内でした。早速、金城家へ行くことにします。今は、朝の10時半頃です。
金城家の前の道路では、ハイビスカスが咲いています。たくさんのハイビスカスが一度に山盛りに咲いていると、綺麗です。
金城家の朝ご飯では、昨日の夜に作った、名古屋の八丁味噌の鍋の中にまだ味噌煮込みうどんが残っています。
この味噌煮込みうどんの中に一晩寝かしていたタコとゴボウを今から朝食に頂きます。一晩味がしみこんでいて、とても美味しかったです。
沖縄の島バナナも、そろそろ食べ頃です。
朝ご飯は、鮭、卵、ウインナー、パパイア、味噌煮込み風のゴボウとタコを頂き、お腹いっぱいになりました。
食い逃げのようになりますが、電話をもらったので、金城家を後にして、車で急いで片山正喜さんのところに行きます。
車の音を聞きつけて、片山正喜さんの愛犬リーが迎えてくれます。
片山正喜さんは、前回初めて見せてもらったお絵かきを続けているようです。
描き上がった絵は、写生のようなランプの絵、空想のようなさまよえる人、片山正喜さんの頭の中にある、あの世のイメージなどを描いています。
絵を描くこと自体が、松葉博雄には、真似が出来ないことですが、絵の内容も真似が出来ないような発想と空想のようです。
片山正喜さんと松葉博雄の奥さんは、しばらくぶりに会っています。そこで、その後の起きたことについて、いろいろと質問があり、お互いに顛末の話をしています。
片山正喜さんは、コーヒーを入れるのが上手です。美味しいコーヒーをご馳走になりました。この後、ちょっと片山正喜さんの畑にも寄ってみました。
畑では、今、バナナがなっています。雑草もよく取り払われていて、手入れが出来ていることが分かります。野菜が育っています。
バナナの実は重そうです。たわわに実ったバナナの房は、強い風があると、折れることもあります。
バナナの木は、美味しいバナナを作るために、たくさんの栄養分として、肥料を求めています。肥料をたくさんあげれば、美味しいバナナが出来ます。
次の11月末か12月の始め頃が、ちょうど食べ頃でしょうか。
畑に向かう道には、ススキがたくさん穂を付けています。ススキの穂は、内地のススキの穂より、やや小振りで、風にそよいで白金の光が輝いて見えます。
片山正喜さんの畑を見た後は、奥さんと片山正喜さんと松葉博雄の3人でコザに行きます。
沖縄市のコザ地区へは、松葉博雄のレンタカーで行きました。
運転は、松葉博雄が担当していますが、なかなか道が覚えられなくて、畑の目印の少ない角で、右に行こうか、左に行こうか、迷っています。
片山正喜さんに、「まだ覚えられないんですか?」と笑われながら、まるで自動車学校の教員を乗せて試験コースをまわっているような状態になりました。
恩納村冨着から、沖縄市ゴザまで、およそ1時間ほどドライブとなりました。
2008年11月5日(水)
沖縄見聞録
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