宜野座のリーフの端まで、シュノーケリングしていきます。大きな魚は、見当たりませんでしたが、珊瑚が少し回復している様子に嬉しくなりました 第99回沖縄訪問(12)
宜野座のリーフの端まで、シュノーケリングしていきます。大きな魚は、見当たりませんでしたが、珊瑚が少し回復している様子に嬉しくなりました。宜野座の海中にある、航路の灯台を目指して、陸に向かいます。
【恩納村のお盆の行事、エイサー祭に参加するため、第99回沖縄訪問にやってきました。 その12】
宜野座の海に入ります。
片山正喜さんと一緒なら、
お互いが水泳が得意なので、安心です。
片山正喜さんは、魚を捕るつもりで、
獲物を入れる網袋を持っています。
松葉博雄は、浜辺に漂着している発泡スチロールの塊を探して、
ロープにくくり、ロープを腰に巻いて、
どこにいるか分かりやすいようにして、
片山正喜さんに付いていきます。
発泡スチロールを目印にしているのは、
もし、モーターボートや、ウインドサーフィンなどが、
人が潜っていることを知らないと、
頭をスクリューやセンターボードで、
割ってしまうことがあるからです。
事故に気をつけるために、
相手に「気をつけてください」という、合図です。
水中カメラを持って、
宜野座のおよそ2キロ沖に広がるリーフを目指して進みます。
途中、航路の目印として、小さな灯台があります。
まずは、灯台を目指して、進みます。
シュノーケルをしながら、
下を注意して進んで行っていますが、
なかなか思うような熱帯魚が出てきません。
時々、コバルトスズメが、群生しています。
コバルトスズメは、別名、ルリスズメとも言われ、
瑠璃色の輝く光を感じる魚です。
途中、波間から、自分がどの辺にいるか、
陸を見て、位置を判断します。
海に入って、波にもまれていると、
どの辺にいるのか、さっぱり分からなくなります。
しかも、片山正喜さんの位置も分からなくなります。
そこで、時々は、顔を水面に上げ、立ち泳ぎをしながら、
自分の位置と、
片山正喜さんの位置を確かめて、進んでいきます。
松葉博雄は、片山正喜さんの潜って魚を仕留めるところを、
カメラを構えて、シャッターチャンスを待っています。
片山正喜さんは、潜っていくものの、
なかなか獲物が見つかりません。
2メートルを超えてくると、水圧を感じます。
3メートルも潜ると、耳に重圧を感じます。
4メートルになると、重しで頭を押さえつけられたように感じます。
片山正喜さんは、さらに潜っていく方向に、
松葉博雄も深さを合わせて、
後ろや横から、獲物を捕らえる瞬間を期待して、付いていきます。
潮の流れが良いせいか、珊瑚の白化現象で、
壊滅的に壊れた珊瑚礁に、新しい珊瑚の芽が根付き、
少し、テーブル状に広がるところまで回復しています。
直線でない、あちらこちらに寄り道しながら、
2キロほど沖の珊瑚礁に着きました。
ここまで来ると、水位も低く、立ち上がることが出来ます。
珊瑚礁の向こうは、深い水深が、
山の崖を下り下りるように、広がっています。
宜野座とリーフの間に、航海用の灯台が見えました。
帰るときは、あの灯台を目指して、帰ります。
往復5キロぐらいあったでしょうか?
陸へ上がったのは、4時半頃でした。
沖のリーフの端まで行きました。
とっても爽快な気持ちです。いい運動が出来ました。
服を着替える前に、片山正喜さんにもらった、
ペットボトルに入った真水で体を流して、
潮気を流します。車で、また来た道を帰ります。
2008年8月16日(土)