恩納村前兼久の畑に植えた島バナナは、2年もすれば、バナナの収穫が出来るはずです 第98回沖縄訪問(11)
恩納村前兼久の畑に植えた島バナナは、2年もすれば、バナナの収穫が出来るはずです。
恩納村前兼久の畑に植えた島バナナ
【沖縄本島の梅雨は明けました。恩納村前兼久の海は、水温も上昇し、裸でも寒くありません。 その11】
金城家に寄った後は、冨着勝弘さんにバナナの苗を頂き、山城興善さんの畑に植えることにします。
行ってみると、3月の第96回沖縄訪問の記念に植えたパパイヤが大きく成長して、実を付けています。すごい成長です。
パパイヤの木には、花が咲いて、小さい実が出来ています。
これは、あと1ヶ月もすると、収穫できるそうです。
しかし、問題は台風です。沖縄では、何年に一度か、勢力の強い台風が直撃することがあります。
風速は、40メートルを超え、家は倒れ、木はなぎ倒されることがあります。
パパイヤは、台風の直撃がなければ、なんとかなります。収穫が楽しみです。
冨着勝弘さんから頂いたバナナは、風向きを考えて、台風から身を守る場所に植えます。
場所を決めて、穴を掘って、肥料を入れていきます。
バナナが出来る日を夢見て
松葉博雄は、腰が痛いにも関わらず、バナナが出来る日を夢見て、バナナを
植えるために、がんばって畑を掘っています。
少し深掘りをして、底には、肥料を入れて、少し土を被せて、それから、バナナの苗をそっと置きます。周りにも肥料を蒔いておきます。
最初が肝心です。
早く、しっかりとしたバナナの生長を考えるには、土を掘ったら、苗を入れ
て、肥料も入れて、水もあげて、バナナの苗を植えます。
冨着勝弘さんから頂いたバナナの苗は、沖縄で広く栽培されている、島バナ
ナと言われる、フィリピン産のバナナと比べると、少しサイズの小さい種類のバナナです。
島バナナの特徴は、小さいながらも、味が良いことです。
今、50センチもない島バナナの苗は、沖縄の強い日差しを受け、ぐんぐん伸びていくはずです。
うまくいけば、2年目には、バナナの房を収穫出来るかもしれません。
それには、天然の自然条件もあります。
雨が時々降って、日照りで枯れないように、台風で飛ばないように、ある程度は、自然との条件次第です。
バナナの苗を植えるのに、穴を掘ってから、30分ぐらい掛かっています。
沖縄の恩納村にある、開かれた畑は、元は、自然のままで、亜熱帯植物の豊かなジャングルのような土地だったようです。
覆土は赤土で、農耕地にはあまり向きません。灌漑設備を作り、植える種類を選んで育てていけば、農業の振興となります。
パパイヤと併せて、島バナナも、沖縄訪問の楽しみのひとつとなりました。
2008年6月24日(火)