タイガービーチへの入浜権の危機とザ・ブセナテラスホテルの結婚式 第81回沖縄訪問(3)
入タイガービーチへの入浜権の危機 浜権の危機に繋がる沖縄のバブル再燃、タイガービーチ、ブセナホテルの結婚式【沖縄の観光シーズンオフの季節は、観光関連業界には、ため息の出るほど寂しい季節でした その3】
タイガービーチへの入浜権の危機
入浜権の危機です。 自由に、海岸に出る、通路が塞がれてしまいます。 入浜権の危機です。
昨夜は金城家でかなりお酒を飲みましたので、今朝は少し酔いが残った状態です。
今日の前兼久のお天気は、曇り一部晴れです。
ムーンビーチ沖の真栄田岬の方向には、船の姿はほとんど見えません。
リーフの周りには、少し白波が立っています。
波の状況は悪くはないように見えますが、船を出している姿はありません。
昨日の金城正則さんの話では、恩納漁港には、もうダイビング客はいなくなったということです
から、この11月、12月は沖縄にとってはオフシーズンになります。

最近、沖縄にホテルの買収が始まり、バブルの再燃が噂されています。
入浜権の危機です。タイガービーチでも、これから休眠していたビーチが、開発されるようです。
入浜権の危機です。
タイガービーチの入口には、しばらく扉が閉まっていましたが、これから開発工事が始まるの
で、タイガービーチの入口が最近は開いています。

これから朝食です。
どこかでお弁当を買って、そして、どこかに行って食べようと思っています。
「さて、どこに行こうかなぁ」と思うと、「そうだ、あそこでお弁当を買って、金城さんのお家で食べようかな」と思いつきました。
お弁当屋さんの前で、奥さんがお弁当を買っているうちに、タイガービーチの扉が開いているの
で、少し覗いてみました。ここに、新しいホテルができるようです。

再びリゾートブームが起きるのでしょうか?あるいは、景気が回復することによって、
以前のようなバブルの経済がよみがえるのでしょうか?

場所としては、タイガービーチはまだ林も残って、綺麗な砂浜のある、よい観光スポットです。 道がふさがれると入浜権の危機です。

前兼久の漁港にある、海ブドウの養殖センターに行き、上間光元さんの育てている海ブドウを見ました。
海ブドウのお世話は、毎日毎日、海ブドウの成長を観察し続ける、根気のいる仕事です。

片山さんの家を探してみました。米須理髪店の角の坂を登ると、
パッションフルーツが鈴なりになっているお家があったので、
パッションフルーツのツリーを写真に撮りました。
沖縄では、こんなにたくさん野外で、普通の状態でパッションフルーツが、
まるでリンゴかミカンみたいに実がつくのです。

朝ごはんをお弁当で済ませると、これからドライブです。
向かうところは、北の方向です。国道58号線をずっと北に向かっています。
恩納村と名護市の境の辺りに、ザ・ブセナテラスホテルが見えたので、
今日はザ・ブセナテラスホテルに入ります。
ザ・ブセナテラスホテルは以前に、
さんプラザコンタクトレンズ社員研修旅行のときにも利用したことがあるホテルです。

ここは、ハワイを思わせるような素晴らしいホテルのつくりをしています。

ザ・ブセナテラスホテルが建設されたのは、沖縄でサミットが開催された、
小渕恵三内閣のときです。ホテルの内を周って、そして、以前に社員研修旅行で来たことを思い出しています。

ちょうどお昼時になったので、ここでお昼を頂くことにしました。

今日は偶然にも結婚式をホテルの入口にある、テラスでしています。

ホテルを1周してみれば、この風景は、ハワイか、グアムか、サイパンか、はたまたプーケットか、と思うほど、異国情緒があります。



例えば、ホテルのガーデンにある、バナナの木には、バナナの実がたわわに実り、もうしばらくすると、熟れそうです。


咲いている花は、ブーゲンビリアや、ハイビスカス、ユウナの花などが目を引きます。



ハイビスカスの花に見とれて、1枚1枚写真に撮りたい気持ちになりますが、追いつかないほど花が咲いています。


以前に、結婚25周年で子どもたちがプレゼントしてくれた、ハワイのカパルア・ベイ・ホテルによく似た景色でした。

夏だと、ヤドカリを探すのですが、秋になるとヤドカリは砂の中に穴を掘り、なかなか見つかりません。


ハイビスカスにもいろいろな美しさがあります。

単色の美しさもあれば、染物をしたような美しさもあります。

海岸を散歩して、ホテルに入る、ビーチと接している客室があります。この客室は、うまく植木で隠されていますが、ホテルの部屋に付いたガーデンがあり、ガーデンにはジャグジーがあります。

このジャグジーに入って、南の島の潮の香りを体一杯に吸いながら、ビールで1杯やれば、これまでの疲れも忘れそうです。

もちろん、ザ・ブセナテラスホテルもセレブなビジネスマンや、家族旅行をターゲットにしています。

まるで、お庭の延長のような客室は、若い奥様と非日常性に訴えるはずです。このような体験をジャグジュアリーとして、売り出しているのです。

ぐるっと周って、もう一度ホテルのロビーに戻ると、結婚式が始まっていました。入口のところで、絨毯を敷いてバージンロードを作り、そこの一番先端部分のところに教会を神父さんが、2人の立会人を務めています。

参加者は少ない人数ですが、やはり厳かな結婚式の雰囲気が伝わってきます。

賛美歌を歌って、これからの人生を二人で一緒にやっていくかどうかを、神父さんは新郎新婦に確認を求めています。

まさかここで、「そんな深く考えていません」とは言えないので、「Yes.I do」と言っています。「Yes」と聞けば、その後は2人が指輪の交換をして、そして、祝福を受けることになります。

この結婚式の新郎新婦さんに、松葉博雄と奥さんは、渡された花びらを頭上から新婦に投げかけて、結婚のお祝いを言いました。

後ろから付いて来る親族の方から、「どこのどなたか存じませんが、こんなに祝っていただいて、ありがとうございます。」という、目配りを感じました。

結婚式を見送った後は、テラスで食事です。今日いただいた食事は、カレーライス、ビーフカレーです。とてもおいしいです。素晴らしい景色を見ながら食べる食事は、本当においしいです。

車を運転しているので、残念ながらビールは飲めませんでしたが、周りを見れば、もっと気の毒な人がいます。それは、ブセナホテルで会議をしている人たちです。リゾートホテルなのに、重そうなアタッシュケースを持ち、資料に目を走らせながら、ネクタイをしてスーツを着て、仕事の合間に昼食を食べている人たちです。こんな素晴らしい景色が目に入っていません。

昼食を食べた後は、ゆっくり景色を見て、他の場所に移動しながら、次はどこに行こうかを考えています。ホテルのリーフレットに、このザ・ブセナテラスホテルの姉妹店のホテルがあることが、分かりました。ここに行ってみます。まだ、訪れたことのないホテルです。
2006年11月17日(金)