沖縄料理 豚肉三枚肉煮込み、ハモ味噌煮込み、アーサー汁の味付けをしてみました
沖縄料理 豚肉の三枚肉の煮込み、ハモの味噌煮込み、アーサー汁の味付けをしてみました。
これから、前兼久の狭い集落の道を通って、
朝日会に行くことになります。朝日会に行く途中、
狭い道でちょっと道を譲ったときに、
ふと見れば、知った人でした。
朝日会の前兼久港に着くと、
冨着信常さんが、声を掛けてくれました。
「松葉さん、ハモを捌けますか?」と言います。
何を捌くのかと言うと、淡路で有名なハモです。
「ハモを獲ったので、捌けますか?」と言われました。
「私は捌けない」というと、
「じゃ、朝日会に持って行ったらどうですか?」
と言って、ハモをくれました。
今日、定置網に掛かったハモです。
見ると、すごい太いハモです。
これを頂いて、朝日会に行ってみました。
朝日会に行ってみると、まだ誰もいません。
ハモをどうしようかと思います。
夕方の6時を過ぎましたが、誰も来ません。
そこで、ハモは金城家に持って帰って、
お料理に使おうと思いました。
ハモをビニール袋に移して、持って行きます。
金城家では、今、
ラフテー(豚肉の三枚肉)の煮込みをしています。
松葉博雄としては、
初めてのラフテー作りの挑戦です。
松葉博雄は、味付け担当を仰せつかりました。
昆布を結び昆布にして入れます。
昆布は、「よろこんぶ」ということで、
縁起がいいのですが、これを切って結びます。
豚肉の三枚肉は今日、
奥さんが精肉店から、
2.2キロ買って帰ってきました。
これをまず、1時間ほど茹でて、
表面のアクを取ります。
その茹でた三枚肉をカットします。
このカットした状態で、
大根、昆布を一緒に煮込みます。
煮込みは、圧力鍋を使います。
圧力鍋を使うと、火力で鍋で普通に煮込むのとは、
10分の1の時間で済みます。
今日、片山さんと読谷で獲ってきたアーサーも、
アーサー汁に使います。
ハモをまな板の上に置いてみると、
すごい大きくて太いハモです。
これをどうしようかなと思いますが、
金城正則さんに電話すると、
すぐに帰ってきてくれました。
金城正則さんが捌いてくれます。
ハモは、味噌煮込みにすることにしました。
味噌煮込みの味付けも、
松葉博雄も調整します。
一方、圧力鍋の使い方は、慣れていないので、
金城正則さんの指導を受けます。
湯気が立ってから何分間か煮るかということになります。
ハモの味噌煮込みの味付けは、
松葉博雄が担当します。
味噌と鰹出汁と砂糖とみりんを使って、
味を付けていきます。
アーサー汁は、砂が入っていると、
口や歯に当たるので、砂を取っていきますが、
これが細かい根気のいる、大変な作業です。
クレアちゃんが、
金城正則さんにビールを勧めています。
味噌煮込みが進んでいます。
2月の14日は過ぎていますが、
神戸から持ってきた、
帝国ホテルのバレンタインチョコレートを、
奥さんが金城正則さんに差し上げています。
金城正則さんは、嬉しそうです。
さて、圧力鍋はどんどん沸騰してきました。
こんどは、圧力を抜くように調整します。
金城正則さんが、ふたを少しずつ開けて、
減圧して行きます。
開けてみましたが、
ちょっとまだ大根の色がうまく染まっていません。
豚肉は、うまくいっているようです。
もう一度、蓋をして、
加熱をやり直すことにしました。
味噌煮込みのハモは、どうでしょうか?
味を利いてもらいました。
金城正則さんが「これは旨い」と言ってくれました。
大変美味しいということです。
豚の三枚肉のラフテーの方も、
もう一度煮込んで、できあがりました。
大根も昆布も豚肉も、とても柔らかくなっています。
アーサー汁もできました。
とれたての綺麗な色をしています。
三枚肉の汁には、
ゆで卵を入れることにして、鍋で煮込みます。
いいお料理が出来ました。
利絵ちゃんが言うことには、
「こんなに美味しい三枚肉の煮込みは食べたことがない」
というぐらい、
美味しいラフテーの煮込みが出来ました。
松葉博雄の初挑戦にして、
大変いい味が出来ました。
読者の皆さんには、インターネットでは、
味が伝わらないのが残念です。
たくさん飲んで、美味しいお料理を食べて、
楽しい時間を過ごしました。
今日も、ホテルまで歩いて帰ります。
今日の料理の味付けは、
豚肉の三枚肉の煮込み、ハモの味噌煮込み、
アーサー汁を味付けしました。
どれも初めての味付けでしたが、
金城家の家族の皆さんは、
「こんな美味しい味は、初めて」
とほめていただいたので、
嬉しく思いました。
すき焼きの時もそうですが、
一晩おくと、もっと味がしみこんで、
良い味になってきます。
鍋には、まだたくさんラフテーが残っているので、
明日も楽しみです。
2008年2月22日(金)
ネットサーフィンしていたらきました。
これはキリアナゴですね。たぶん。
ハモではないはずですよ。