沖縄県読谷町の浜辺で、アーサー獲りをしました。大潮の日は、潮が引くと、普段、海水に浸かっている浜辺でアーサーが獲れました。 第95回沖縄訪問(5)
沖縄県読谷町の浜辺で、アーサー獲りをしました。大潮の日は、潮が引くと、普段、海水に浸かっている浜辺でアーサーが獲れました。【第95回沖縄訪問 その5】
読谷のアーサーを獲る場所に着くと、「駐車している時に、車上狙いがあるので、気をつけて下さい」という看板があります。
片山さんの愛犬リーも一緒です。浜辺には、人はいません。今日は、大潮なので、潮は相当引いています。
浜辺には、リーがつけた足跡がついています。
潮が引いてくると、アーサーが見えてきました。これをひとつひとつ、岩から手でつまんで取っていきます。根気のいる作業です。
アーサーとは、本土では「アオサ」の事です。この辺りは、浜から珊瑚の岩を切り出した切り口の跡などがあります。
周りを観察しながら獲っています。ハゼのような、小さな魚もいました。もずくとはまた違ったアーサー獲りです。潮が引くと、貝や小さな魚など、干潟にしか見られない珍しい動物が見えます。
柔らかい、伸びたばかりの新芽を選んで獲ります。根こそぎ獲るのではなく、根っこは残して、柔らかい芽の部分を選んで、摘んで獲ります。
潮が引いて、所々にタイドプールが出来ると、小さな貝もたくさん見えました。これは、見るだけで獲りません。
周りを見ても、人は少ないのですが、アーサー獲りに来ている方が一人だけいました。きっと地元の人だと思います。
海草はすべてが食べられるわけではなくて、柔らかくて良いものだけを摘み取ります。ずっとしゃがんで獲っていると、腰が痛くなるので、ときどき背中を伸ばして、付近を歩いてみます。
相当沖の方まで潮が引いているのが分かります。
普段は、水深が深いところですが、今日は、向こうの方まで歩いて行けます。さらに向こうの海の中では、地元の人が、箱メガネを使いながら、槍で何か魚を突いています。
2時間ほどアーサーを獲っていたら、袋にいっぱいになったので、これで終わります。
アーサーに付いた細かい砂を海で洗い落としておかないと、食べるときに、砂を噛むことになります。
地元の人が、箱メガネを使いながら、槍で何か魚をついています。
午後の2時頃に終わって、今度は、読谷の街にアメリカ兵が使った古着を売っているお店があるので、そのお店に行くことにしました。
途中、米軍の基地を通ります。最近、起きたアメリカ軍の地元の女子中学生の暴行事件で、基地の周辺には、緊張感があります。
お店に着いたのですが、残念なことに、お目当てのお店は、今日はお休みだったので、米軍放出の空軍のパイロットが着ていた服は、買えませんでした。
買い物の代わりに、食事に行きます。どこに行こうか、片山さんと相談しながら、リーの顔を見ながら考えています。
2008年2月22日(金)