本部(もとぶ)町 伊豆味の仲宗根青果店は、馴染みのお店です。毎年マンゴーを進物に使っています。

投稿No:7900

本部町の仲宗根青果店は、マンゴー、パイナップル、沖縄ミカンのタンカン、バナナが得意です。果物がないときは、カボチャを売っています。 第167回沖縄訪問(11)

本部町の伊豆味に差し掛かると、

いつもマンゴーを注文する

仲宗根青果(なかそねせいか)のお店の前を通ります。

車を止めて、仲宗根青果に

毎年お世話になるお礼のご挨拶に立ち寄りました。

仲宗根青果の社長さんは、とても忙しそうでした。

事務所のFAXを見ると、

どんどんマンゴーの注文が来ています。

出荷伝票を見ると、沖縄から内地に向けて、

沢山のマンゴーを出荷していました。

こんなに注文が来るのかと、驚くほどの出荷伝票です。

仲宗根青果にマンゴーを注文するようになったのは、

かなり以前からです。

たまたまドライブ中にここへ寄って立ち話をしていると、

この社長さんはよく気がつく人だなぁと思いました。

そこで、一度マンゴーの発送をお願いしてみると、

とても対応が良かったので、

毎年夏には、知人・友人、お世話になった方、

取引先、親戚などの方にマンゴーを注文するようになりました。

マンゴーは、生産者によって、

出来具合や品質にかなりの違いがあります。

マンゴーの一つ一つが厳正に選ばれていないと、

見た目に優れていないマンゴーが混ざることがあります。

JAのお店や、スーパー・量販店などでは、

マンゴーの特売をしていることがあります。

箱に入ったまま売られているので、

どんなマンゴーが入っているのかは、分かりません。

そこで、確かに優れたマンゴーを選ぶには、

青果店の信用が頼りです。

仲宗根青果の社長は、

あまり愛想が言える人ではありませんが、

お願いしたことは守ってくれます。

2016年にアルミ温室を作った時、

仲宗根青果の社長さんに、

温室を作ったことをお話しすると、

「この辺りの植物を送りましょうか?」と、

親切に提案してくれたことがあります。

お言葉に甘えて、

伊豆味地方の野山で採取出来る

亜熱帯植物をお願いしたことがあります。

仲宗根青果の社長さんは、

自分の足で野山に入って、

私が欲しがるような亜熱帯植物を採集して、

神戸に送ってくれました。

「あのときの植物は、今でも元気に育っていますか?」

と、尋ねられました。

もちろん元気です。

冬には200Vの動力を使って、

暖房をして、温室の温度が15度を下回らないように、

大切に育てていますと、お話ししました。

そのうち、パパイヤやバナナは、

温室で実がなりそうです。

こうして話しているうちにも、

仲宗根青果には、ひっきりなしにお客様が訪ねてきています。

マンゴーを試食して、

味を確かめた上で注文をしている方もいました。

夫婦連れのお客様に「どこから来られたのですか?」

と尋ねると、うるま市の宇堅だそうです。

「宇堅なら友人が居るのでしょっちゅう行っているところです。」

とお話しすると、

ご主人は「遊びに来て下さい」と言われました。

大事なことを忘れていました。

遊びに行くための相手の名前と、

正確な住所を尋ねていませんでした。

外に止めている車は、沖縄では珍しくベンツです。

宇堅でベンツに乗っている人というキーワードで探せば、

どこの誰か分かるかも知れません。

仲宗根商店の店先には、

今が収穫期の沖縄のパイナップルが並んでいました。

沖縄でパイナップルが盛んなのは、

東村と古宇利島の近くです。

パイナップルの収獲は、

苗を植えて2年もかかるので、

気の長い収穫時期です。

今年のパパイヤの収穫は、上々のようです。

お天気が良かったことと、

台風の直撃がなかったことが要因です。

お中元のマンゴーは、

私から受け取った方から

美味しかったというコメントを頂いています。

その事を仲宗根青果の社長さんに伝えると、

うちのマンゴーは、美味しいマンゴーを選んでいますからと、

ご満悦でした。

神戸から持って来たうなぎの蒲焼きを手土産に差し上げました。

もっと話をしたかったのですが、

お客様の接客に忙しく、落ち着いて話ができませんでした。

2018年年7月22日(日)


←前へ:第167回沖縄(10)

→次へ:第167回沖縄(12)

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください