恩納村前兼久の集落に、今年お世話になった方へ、お歳暮を配って周ります。
【沖縄恩納村前兼久集落のお正月の過ごし方　その2】

朝9時を過ぎて、ゆっくり目を覚ますと、前兼久のムーンビーチの海は、やや曇り空で、波が高く立っています。

この様子では、たぶん漁のために、船を出していないと思います。風は西から強く吹いています。

今日は、明日が大晦日ということで、お仕事がお休みの方も多いようです。

金城千賀子さんから電話がありました。朝ご飯をご馳走してくれるということなので、ちょっとお伺いすることにしました。

先月見た、菜園の畝には、春菊やレタスが、芽を出し、伸びています。

金城家で朝ご飯を頂いた後は、買い物をして、前回に人気のあった白菜を、今回も作ってみたいと思います。これから準備に掛かります。

恩納村の「おんなの駅」に行って野菜を探します。

恩納村の「おんなの駅」に行って、白菜を探してみましたが、白菜を売っていません。

今晩、作る牡丹鍋の材料を買いましたが、白菜は利絵ちゃんに頼んで、調達してもらいます。

「おんなの駅」には、恩納村で採れた地元の野菜が並んでいます。

綺麗な艶のあるキャベツが、1個100円です。

気の毒なぐらい安い値段です。

正月用の野菜も多く並んで、沖縄では、山芋をよく食べるので、びっくりするほど大きな山芋も並んでいます。

しめじ、えのき、といった茸類も、地元産がありました。

買い物が終わって、もう一度金城家に戻ります。

金城家で白菜を漬け込みをしました。

塩を分量通りに測り、そして、昆布と神戸からもってきた庭で出来たゆずの実、唐辛子を味付けに使います。

少しおまじないの隠し味を入れて、これから漬けていきます。

今日の沖縄のお天気は、曇りで、風が強く、神戸と変わらないほどの寒さです。

昨日の夜から急に寒くなったそうで、しばらくこの寒さが続くそうです。

前兼久の皆さんに、お歳暮を配りに行きます。

白菜を漬けた後は、これから前兼久の皆さんに、お歳暮を配りに行きます。

前兼久の集落には、たくさんの知人、友人が朝日会を仲介に、出来ました。皆さん、よくして頂くので、お歳暮を、一年の感謝の記しに配って行きます。

今配っているお歳暮は、神戸からホテルに送ったお正月用の食材です。皆さん、「家に上がって、休みなさい」と、言って下さいます。

上間光元さんのお宅にお伺いして、上間明子さんとお話をしました。上間明子さんが「松葉さん、これ食べてみますか？」と、大根のわさび漬けを出してくれました。

初めての味ですが、大変美味しくて、上間明子さんに、大根のわさび漬けのレシピを教えてもらいました。神戸で作ってみます。

一軒、一軒、お話をしていると、お茶菓子やコーヒー、お茶などが出て、沖縄の人たちの優しい気遣いを感じます。

お歳暮を配るために、前兼久の集落をぐるっと周って行くだけで、午前は終わってしまいました。

これから、片山さんのお家にお邪魔します。

 

2007年12月30日（日）