沖縄での自給自足の食料作りは、メザシ作りと白菜の塩漬けに挑戦しています 第92回沖縄訪問(9)
沖縄での自給自足の食料作りは、メザシ作りと白菜の塩漬けに挑戦しています。
【残波ロイヤルホテルでの結婚披露宴では、沖縄風の披露宴の進め方で、飲んで、祝って、踊っての大騒ぎでした その9】
2007年11月25日(日)大宜味村の「道の駅おおぎみ」で、お昼ご飯を頂きます。
隣に座ってた、中年の夫妻は、「クーラーが冷えすぎだ」とクレームを付けていました。沖縄では、11月の末でも、クーラーをガンガンきかせているのです。
皆さんと昼食を食べて、その後は、クレアちゃんの要望で、もう一度、「かかしストリート」へ行きます。
実は、クレアちゃんの要求は、「かかし」ではなくて、側で飼われていたヤギさんでした。
「白ヤギさんから来た手紙、黒ヤギさんから来た手紙」という童謡がありましたが、クレアちゃんはヤギに興味があるようです。
すぐ側にあった、サトウキビ畑のキビの葉をヤギさんにあげると、ヤギさんは、「ちょうだい、ちょうだい」とねだっている程、おいしそうです。
「とても噛み切れないし、舌が切れるんじゃないか」と思うほどの葉っぱを、ヤギさんは、「もっとちょうだい、もっとちょうだい」とおねだりしてきています。
クレアちゃんは、夢中になって、2匹のヤギさんにキビの葉をあげています。終わりがないので、「もうそろそろ帰ろう」ということになりました。
囲いの中には、ヤギさんの側にアヒルさんも入ってました。
このヤギさんとアヒルさんを見た後は、クレアちゃんは、また違う動物を見たいと言い出しましたが、夕方になるので、帰り途に着きます。
途中で、大宜味村の特産品である、芭蕉布の展示館に行ってみましたが、あいにく休館日だったので、隣にある陶器の焼き物の登り窯に行ってみました。
「いいな」と思う焼き物はあったのですが、ちょっと買う気になれず、買いませんでした。
国道58号線から少し脇に入ると、昔の沖縄の風情が残った集落があるということに気がつきました。
そこには、昔の沖縄の風情がありました。車に戻って国道58号線を通って、前兼久に帰ります。
前兼久に帰ると、ミジョン(イワシ)がたくさん届いたということでした。
今日のミジョンは、山城興善さんと片山さんが一緒に漁に行って、お腹を捌いたのは、冨着勝弘さんと、もう一人の誰かさんです。
漁に出た4人で、イワシの一匹一匹のうろこを取って、内臓を出して、メザシにするために、串刺しにして、天日に干します。
しかし今日の天気は、あいにく曇り空です。風に吹かれるまま干します。
何時間かしてるうちに、イワシは乾いてきて、それを焼いて食べます。これを朝日会のお酒のあてに出します。朝日会の支度は、松田光正さんがしてくれました。
松田光正さんは、冬瓜を切って、豚の肉と一緒に煮込んでくれました。1時間以上煮込んで、朝日会のテーブルに出てきたのは、「豚肉の冬瓜煮込み」です。
とてもいい匂いです。たくさんの朝日会の皆さんが、集まってきました。米須勇さん、糸数昭さんも来ました。たくさんの人が集まってワイワイ、ガヤガヤしています。
仙台の方から沖縄の魅力にとり付かれて、ダイビングにはまった女性がいます。その方が、「次は来年に来れるかどうか」という話をしていました。
沖縄の魅力について聞いてみますと、「人の温かさだ」と言っています。やはりそうなんです。
朝日会もそうです。松葉博雄も、人の温かさにすっかりはまってしまってます。
でも、明日、仙台に帰って、また次に来れるのは、来年かどうかという事でした。
今回来たのは、町田淑恵さんの結婚式に出席するためでしたが、本土で就職して、お仕事して、また沖縄に来るとなれば、貯金もしないといけないし、来年になるそうです。
朝日会で缶ビールを4本飲んで、次に金城家に向かいます。
恩納村議会の議員さんである、糸数昭さんと一緒です。今日は、鹿児島産の黒豚の豚肉で、しゃぶしゃぶをする準備をしています。
しゃぶしゃぶは、沖縄の人にとってみたら、あまり経験がありません。
食べ方を説明して、料理がスタートします。その間に松葉博雄は、今日、大宜味村で買ってきた白菜を漬ける準備をします。
タバタで漬物を入れる桶を買ってきています。この桶で、5.8キロの白菜を漬けます。味付けは、塩と、柚子の代わりのミカンの皮と昆布と唐辛子です。この4つで漬け込みます。
松葉博雄は頭の中で、いくらの塩を使ったらいいかを計算して、塩の分量を決めます。分量が決まったら、漬け込みが始まります。
あとは、重石です。今回は、ブロックを重ねて、重石の代わりをしています。
ショッピングセンターで買ってきた桶に、白菜を漬け込んで、唐辛子を入れながら漬けていきます。糸数昭議員と話しているうちに、仲程學さんがやって来ました。
仲程學さんは、前回、金城家に一緒に来た、一緒に仕事をしているお友達を連れてこられました。皆さん、この方に視線が注がれる事になりますが、詳しい事は言えません。
糸数昭さんと金城正則さんと松葉博雄は、地球環境の問題について話し合いをしました。
松葉博雄はすっかり酔ってしまって、昨日より飲酒量は少ないのに、もうフラフラして、程よい時間に金城家からホテルに歩いて帰って行きます。
ホテルに着いたのは夜の10時頃ですが、かなり酔っ払っています。