シイラ釣りの延縄(はえなわ)漁は、シイラが掛かっていませんでした。沖縄恩納村の10月の平均水温は、26.1度です 第91回沖縄訪問(13)
シイラ釣りの延縄(はえなわ)漁は、シイラが掛かっていませんでした。沖縄恩納村の10月の平均水温は、26.1度です。
【沖縄県は、リゾートウエディングの振興に取り組んでいます。カップルが出来るには、運命の出会いが必要です。 その13】
朝日会でお昼ご飯を食べた後は、當山正晃さんの船で、冨着信和会長が沖に仕掛けているシイラの延縄を見に行くことにしました。4人で行きます。
ムーンビーチの沖を通って、冨着の沖合いに出て、珊瑚礁に出ます。
自然に出来た珊瑚礁の状態は、島をぐるりと環のように、リーフで囲んでいます。
これでは、潮が引くと、船のスクリューが当たるので、漁港では水路が作られています。
潮が引いて、浅くなっても、外海に出られるように、珊瑚礁の環を割って、水路を確保しています。
その水路は、いつも通る船の道でもあります。今日の水路は、サンマリーナホテルの沖にある水路です。
延縄(はえなわ)は、100メートルぐらいの浮きブイに、導線に針が仕掛けられています。
針には、イカの切り身が付けられていて、これを回遊中のシイラが、「どれどれ、美味しいかな」と、思って、パクリと食いつくと、針が刺さるようになっています。
結果は、どの針にもシイラは、掛かっていませんでした。
延縄を一巡しただけで、港に帰ります。1時間も掛からない、短い見回りでした。
海に出ると、空気が違うので、嬉しいです。
10月の沖縄の恩納村沖の水温は、どのぐらいだと思いますか?ちょっと手を入れて、水温を感じてみました。
兵庫県立大学水泳部のシーズン初めの練習では、5月頃から、野外プールに入ります。
神戸の5月の水温は、20度を切っています。
今日、沖縄の海で触れた水温は、5月の神戸より暖かく感じました。
後で、沖縄潮見表で確認してみると、10月の平均水温は、26.1度でした。
今度はサンマリーナホテルに近づいて、帰り道についています。ちょっと気になることがありました。
今まで、緑に包まれていた前兼久と冨着の境界辺りに、ホテル建設の工事の始まりである、ボーリング調査を行っているような気配があります。
櫓(やぐら)を組んで、地下の地質調査をし、調査結果に基づいて、耐震強度を計算し、ホテル建設の下準備をしているように見えました。
また、沖縄の自然が壊れるように思います。先月見たときには、まだボーリングの櫓は、見えなかったので、始まったばかりのように思いました。自然が壊れるのがもったいないと思います。
シイラの延縄を視察した後は、朝日会に戻り、豚の肉汁を頂きました。残念ながら、シイラは掛かっていませんでしたが、次はイワシの追い込み漁です。今度は、獲れるでしょうか?
2007年10月28日(日)