シーミー祭(清明祭)沖縄の主婦の方は お墓へ持ち寄るご馳走作りに大変です。
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シーミー祭(清明祭)沖縄の主婦の方は お墓へ持ち寄るご馳走作りに大変です。沖縄のシーミー祭では、魚は唐揚げに野菜は火を通して、傷みにくい料理を持ち寄っています。
毎年沖縄では4月に入ると、
各地で清明祭(シーミー祭)の準備が始まります。
清明祭は、一族の皆さんのうち、
男系の血族が中心になって、祖先のお墓参りをします。
お墓の中には、何人ものご先祖様が合祀されています。
主婦の皆さんは、清明祭が近づくと、
お墓に持ち寄るお弁当やおやつなどの準備をします。
家で作って重箱に詰めて持ち寄るお家もあれば、
手っ取り早く外で買って来るお家もあります。
清明祭が近づく頃、
ドライブの途中で見つけたのが、
北中城の城まんじゅうのお店です。
奧さんはめざとく城饅頭を見つけて、
車を停めて、お店に入りました。
ついて行ってみると、
色々なメニューが用意されていました。
人気のメニューは、
アーサーいなりと、城饅頭です。
沖縄では、いなり寿司が人気メニューです。
いなり寿司のサイズは、
比較的小さく、他の物と一緒に食べても、
お腹に負担にならないような小さなサイズです。
お寿司の中に、アーサーが入っているので、
アーサーいなりと呼ばれています。
アーサーいなりは1パック5個入りで450円です。
5つ食べると、ご飯代わりになります。
アーサーいなり一つのエネルギーは、216kclです。
タンパク質は5.5g、脂質は7.4g、
炭水化物は30.7g、食塩は0.6gです。
奧さんのお目当ては、城(ぐすく)まんじゅうです。
城饅頭は、まんじゅうの皮の色が何色かあって、
素材が違うと、饅頭の皮の色も違うようです。
私は、まんじゅうを食べないので、
奧さん一人でどれだけ食べられるか、
見本を見ながら考えています。
出来るだけ、少量の城まんじゅうを選んでいますが、
一個や二個では箱に入っていないので、
一番小さいのを買って、これをぼちぼち食べるようです。
スーパーマーケットでも、
清明祭の持ち寄りに使えるお重セットが売っています。
お正月のお重セットと同じように、
事前の予約が必要です。
沖縄の気温は4月になると20度を超えてくるので、
生ものは傷みやすくなり、
その為、熱を通したり、
油で揚げた物が多くなってきます。
神戸から清明祭に行く時は、
神戸らしい物を予め買っておき、
お店から沖縄に送って貰っています。
人気が高いのは、
播磨屋のお米を使ったおかき類です。
清明祭には、30人~50人くらいの
親族が集まるので、
いろいろな家庭料理が集まってきます。
お店やスーパーマーケットで買ってきた重箱と、
オードブルよりも、家庭で作った料理の方が、
人気が良いのは当然です。
しかし最近は外で働く主婦が多いので、
手間をかけて沢山の料理を作るのは大変な負担なようです。
男性は、シーミー祭では相当お酒を飲むので、
ビールや泡盛のあてになるものがあると喜ばれます。
2018年3月日()