沖縄県知事選挙と沖縄海洋博へのドライブ 第81回沖縄訪問(8)
沖縄県知事選挙不在者投票 名護市「さしみ亭」 沖縄海洋博 西平黒糖店 仲宗青果店を周りました。
【沖縄の観光シーズンオフの季節は、観光関連業界には、ため息の出るほど寂しい季節でした その8】
今日は、朝からどんよりとした天気で、雨です。これでは今日予定していた海釣りは中止です。船を出して釣りには行けません。
従って、昨日の計画は中止です。金城さんと魚釣りを行くのは中止です。
朝は、昨日ご挨拶に行った時に、「朝ごはんを食べにいらっしゃい」と言われました、上間光元さんのお家に出かけます。
上間明子さんが作ってくれた朝食は、イカの墨汁です。「イカの墨汁を朝から食べられますか?」と言われますが、もちろん、いただきます。松葉博雄は、沖縄の家庭料理が大好きで、イカの墨汁も大好きです。
上間光元さんのお家には、久米島で高校の先生をしている上間さんの次男の上間昌人さんが、里帰りしています。学生のときに、姫路に住んでいたことがあるので、兵庫県のことは話が分かりやすく、神戸の三宮のこともご存知のようです。
おいしい朝ごはんをいただいた、その後は、金城正則さんのところに行き、金城正則さんと金城千賀子さんのご夫妻と、松葉博雄と奥さんの4人でドライブに行くことになりました。
金城正則さんは、途中、恩納村役場で、明日の沖縄県知事選挙の不在者投票を済ませました。初めて、恩納村役場に付いて行きました。なかなか立派なお役所でした。
ドライブの途中で、ドライブインで休憩です。
野菜や果物を見て周ると、さすがこれは沖縄です。神戸の三宮にも沖縄物産専門店があります。
「わした」というお店がありますが、そこでは、さすがに新鮮野菜はあまり置いてありません。
国道58号線をまっすぐ北に行っています。
名護市を通って、本部の方向に行きます。本部の入口のところで、お昼ご飯をいただきます。
地元で取れた魚を使った魚料理が中心の食堂です。お店で車を止めて、お店に入ろうとする、まさにそのとき、大雨が降り始めました。
注文をして、煮魚定食やお刺身定食を食べているときに、ものすごい雨が降り始めました。
外に出ることもできないほど、屋根を強く叩き、バケツをひっくり返したほどの激しい雨の降り方です。これはもう、海洋博会場へ行くのはだめじゃないかと思うほどの雨です。
お店を見渡せば、豪雨でもちゃんと、お客様が次々と入ってきています。人気店だということが分かります。
お店の壁には、あれやこれや貼っています。ここでも沖縄カラーが出ています。気になるのは、全国共通の「親父の小言」です。
少し気になって読んでみると、かなり勉強になります。松葉博雄の反省は、「大酒は飲むな」、「初心は忘れるな」などがありましたが、大体子どもの頃から、両親や先生から言われたことがほぼぴったり重なります。
叩きつける雨は、少しずつ音が静まり、どうなることかと思っていると、なんとか雨が上がって、そして、沖縄海洋博に行くことができます。
沖縄海洋博の切符は、金城正則さんが用意してくれていたので、甘えさせてもらいました。
お店を出ると、道路では雨水が溜まり、坂の下には深い水たまりができ、台車の低い軽自動車は、電気系統の故障なのか、数台の車が立ち往生していました。
名護市からは、本部の沖縄海洋博会場は、近いので、すぐに着きました。入口で、金城家の3人を、クマノミの人気キャラクター「ニモ」ちゃんのお人形の前で記念写真です。
海洋博に入ると、すぐに珊瑚礁の魚が住む世界が目の前に広がります。水槽はとても大きいです、ジンベイザメが泳いでいます。
それから、珊瑚礁の綺麗な海水魚がいます。
松葉博雄は、熱帯海水魚が大好きなので、いちばん前に進んで、アクリルの水槽に張り付いて、水槽の中の魚の動きに見とれています。
もし、読者の皆さんが、沖縄の離島に行って、海に出て、珊瑚礁の魚を見ようと思えば、大変なことです。
家族の協力と、旅費の捻出、休暇の取得、飛行機に乗って、船に乗って、ダイビングスーツに身を包み、飛び込んで、やっと見られる海の中が、このように、気軽に子供づれで、服も濡れないで見られるのです。
熱帯海水魚の魅力は、カラフルな色彩です。
光が当たると、色が変化する魚もいます。
忙しそうに泳ぐ魚もいれば、ゆっくり、のんびり泳ぐ魚もいます。
人口の多い、沖縄の都市部に近い海では、もはや珊瑚礁の生態を見ることは難しい状況になっています。
自然破壊もあれば、環境破壊もあります。
初めて沖縄に来て、その後、沖縄に定期的に来るようになり、基地もできて、海に入る用意ができて、初めて分かったことは、珊瑚の海はよほど離島に行かなければ残っていないことです。
そのため、松葉博雄が離島巡りをしました。離島に行けば、人がいないところに行けば、珊瑚の海と、湧き出るような熱帯海水魚の魚の群れに出会うことができます。
この沖縄海洋博の目玉は、巨大な水槽にゆっくりと泳ぐマンタや、驚くほどの巨大なジンベイザメの姿です。
見飽きないほど、熱帯海水魚の水槽は、見ていて楽しい限りです。
周りを見れば、照明を暗くしているので、この隙にと、密着しているカップルもかなりいました。
いったん巨大プールのある本館を出て、イルカの飼育プールへ移動です。
イルカの知能は、とても高いようです。
挨拶やジャンプなどの芸を見せてくれます。
海洋博の帰りに、名護の市場に寄りました。
最近の朝日会は、不漁が続いているので、松葉博雄は名護で、鰹のお刺身を買って、朝日会に持ち寄ることにしました。
お魚屋さんのショーケースにも、さっき海洋博で見たようなカラフルな魚が並んでいます。
金城千賀子さんが、「これは絶対おすすめ」と言われた、お店に寄りました。
その名は、「西平黒糖店」です。ここで、金城千賀子さんが黒糖を使ったドーナツを買いました。
この見本を頂きましたので食べてみたところ、とてもおいしいので、たくさん買って、神戸で留守を守ってくれている社員の皆さん方へのお土産になります。
伊豆見を通って帰ります。伊豆見でいつも寄る店は、青果物を扱っている仲宗根青果店です。
ここのおじさんは、とてもよく気がつく人です。
今日は、果物としては沖縄のミカンと沖縄のバナナを買いました。車は、これから恩納村前兼久を目指して帰途に着きます。
2006年11月18日(土)