沖縄の恩納村前兼久で、白菜と柚子と昆布を使って、白菜の浅漬けを作ります。
沖縄の恩納村前兼久で、白菜と柚子と昆布を使って、白菜の浅漬けを作ります。沖縄の白菜は、気温が高いため、あまり大きくありません。金城家で松葉博雄特製の白菜浅漬けを作り、差し上げます。 第165回沖縄訪問(7)
沖縄の恩納村前兼久で、白菜の浅漬け
金城家で白菜の浅漬けを作りたくて、
白菜をこれから恩納の駅に買いに行きます。
恩納の駅では、
年末年始のお客様でごった返しています。
アテモヤが売られていました。
白菜は沖縄の気温では
あまり大きな物が育っていません。
ほとんど内地からきている白菜です。
一個では高いので、それを小さく切って売っています。
丹念に調べていくと、
恩納村産の白菜を見つけました。
小さい玉ですが3つ買いました。
これを持って金城家に向かいます。
金城家では、漬物用の桶を
わざわざ新調してくれていました。
これを使って、白菜の浅漬けを作ります。
まず柚子を小さく切ります。
沖縄には、自然に実る柚子の木はありません。
金城家に柚子の木があればと思って、
私は金城家の庭に柚子の苗を植えましたが、
木は生長しても、実がつきません。
もし、柚子の実がなれば、
金城家の料理にもとても重宝になると期待しています。
昆布も短冊状に小さく細く切ります。
塩は計って入れます。
塩の分量は、白菜の分量に対する3%です。
これでだいたい準備が出来ました。
買ってきた白菜を丁寧に水洗いして、
それを私が4つに切ります。
金城正則さんと、金城千賀子さんは、
私が白菜をつける様子をじっと見ています。
もしかしたら、金城千賀子さんは、
旦那さんに白菜の漬け方を習得してもらって、
私が居なくても、金城家で白菜漬けが出来る様に、
願っているかもしれません。
準備が揃ったら、漬け込んでいきます。
塩をまんべんなく塗り込んで、
間間に昆布と柚子を埋め込んでいきます。
良い感じです。
そして重しにはウォーターサーバーボトルを使います。
お水が20kgある重さです。これなら大丈夫です。
金城家では、私が白菜を漬ける
と言うことを言い出したために、
ホームセンターに行って、
白菜漬けの桶を購入していました。
とても物入りな事になってしまって申し訳ありません。
最後、問題なのは、沖縄の気温です。
寒くなれば、白菜は美味しく漬かるのですが、
気温が高いと、かなり塩を利かせなければ、
白菜は傷んでしまいます。
塩を使いすぎると、日保ちはしても
、味は辛くて美味しくありません。
あとは、気温との運任せです。
2017年12月31日(日)