屋我地島古民家カフェ「カフェ喜色」 ドラマ「マチ工場のオンナ」の主人公、内山理名さんが訪れたで喜色定食を頂きました。

屋我地島(やがじしま)をドライブすると、サトウキビ畑、パイナップル畑、芋畑が広がっています。屋我地島には古民家を利用した食事処カフェ喜色があります。 第165回沖縄訪問(2)

 昨年末、NHKのドラマで『マチ工場のオンナ』という番組がありました。

その主人公を演じた内山理名さんが、ごく最近、沖縄の知られざる名所案内をしていました。

その番組で紹介されたお店に、さっそく行ってみます。

屋我地島と言えば、以前にこの場所で秋田からご夫婦で来ていた家巣軽Go(エスカルゴ)夫妻を思い出します。

片山正喜さんが運転して、屋我地島(やがじしま)の方向に行きます。

屋我地島は古宇利島(こうりじま)のすぐ近くにあります。

以前は奧さんとこの辺りによくドライブにきていました。

まだ橋が出来ていない時は、向こうの島が近いので行ってみようと思っても、橋がないのでぐるぐる島を回って道に迷った思い出があります。

『マチ工場のオンナ』と、『陸王』は、共に応援していたテレビドラマでした。

この二本は最近では珍しく、中小企業の経営者が会社を存続する為に、大変な努力をしている内容の話でした。

こういう中小企業の経営者の苦労話には、引き込まれてしまいました。

なかなか見つけにくかったカフェ喜色ですが、片山正喜さんのお陰でやっと見つけました。

お店の名前は、喜色とかいて『きいろ』と読みます。

ここでは古民家を使って、沖縄のお料理を食べさせてくれます。

確かに古民家です。

昔の家を使って今では料理の店をして大ヒットのようです。

特にNHKが取り上げると大変です。

今古民家を見ようとすれば、沖縄本島では、ヤンバルの方向に行くか、離島に行くしかありません。

沖縄は台風の風が強いので、鉄筋コンクリートにしていた方が安心なのです。

カフェ喜色は、行列の出来る店になっているようです。

その為、今日も沢山の人で賑わっています。

私もそうですが、後期高齢者のご夫婦と、行く先々で出会います。

カフェ喜色では、若い女性のグループが後期高齢者のグループに負けないくらいいました。

お庭の隅には、プルメリアの花が12月なのに咲いています。さすが沖縄です。

お店の中に入ると、庭が見える席に案内されました。

予約していたのですぐ案内されましたが、もし予約をしていなければ、今日は一時間半待ちだったそうです。

つまり、予約をしないで来る方も多いようです。

母屋の天井からはハリセンボンの大きな剥製が吊り下げられていました。

沖縄には、内地にあるような杉や檜の木が育ちません。

沖縄の民家では、杉や檜に変わって、松の木を使っていました。

古民家を見ると、家の骨組みにする梁や柱は、杉や檜を使ったような太い木は見当たりません。

家の中の視界を遮る、障子や襖は取り払われ、見通しの良いひとつの部屋になっています。

内山理名さんが注文していた、ゆし豆腐定食をいただきます。

ご飯はサトウキビの繊維を混ぜて炊いたご飯です。

これまでテレビで紹介された飲食店に、何軒か訪問したことがあります。

テレビに出ると、突然忙しくなり、対応が出来なくなるほど大勢のお客様が来られたそうです。

そしてその忙しさは、大抵1ヶ月もすれば元の状態に戻ったそうです。

店の方は、電話対応やお客様の接客に追われています。

奧さんのほうは喜色定食です。

喜色御膳は1300円、ゆし豆腐セットは850円です。

奧さんは、ゆし豆腐は美味しかったとのことですが、私はもう一度食べたいというほどではありませんでした。

まぁテレビに出たのだから一回行ってみようという好奇心です。

ゆっくりと食事をした後、古民家の周りを歩いてみました。

敷地の中には、昔の羊小屋か、豚小屋か、それとも牛小屋か、家畜を飼っていた別棟がありました。

別棟は、今では利用されていないようで、物置になっていました。

その棟の窓から、隣の畑の景色が見えます。

家の周りにはハイビスカスが咲いて、パッションフルーツが実っていました。

私もアルミ温室でプルメリアを育てていますが、冬になると葉っぱは落ちてしまいました。

ここ屋我地島では、プルメリアの枝には、まだ花が咲いています。

側に行ってみると、甘い香りがします。

屋我地島はこれまであまり集落に入ったことはありませんでしたが、今日は集落を回ってみることにします。

車で屋我地島を回っていたときは、集落に入ることはありませんでしたが、今日は駐車場に車を止めているので、これから集落を歩いてみます。 

2017年12月29日(金)


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