旧暦3月3日 節句の日に、沖縄県恩納村 浜下り(はまおり)金城重治さん、金城千賀子さん、金城正浩さん、金城初子さん、糸数昭さん、石川みつるさん、金城正則さんらと、 第85回沖縄訪問(13)
旧暦3月3日の節句の日に、沖縄県恩納村の浜下り(はまおり)金城重治さん、金城千賀子さん、金城正浩さん、金城初子さん、糸数昭さん、石川みつるさん、金城正則さんらと、
旧暦3月3日の節句の日に、沖縄県恩納村の浜下り(はまおり)
【沖縄の伝統行事と伝統的文化に触れて、
ますます沖縄の心が好きになりました その13】
沖縄の前兼久ムーンビーチ前は、快晴です。
今日は、浜に出るので、このお天気が何よりです。
昨夜の恩納村の潮干狩りでの3人の犠牲者の話は、
今朝の潮干狩りに行く人にも、大きな影響を与えています。
ホテルを9時15分ぐらいに出て行きます。
これから、金城正則さんのお家に行って、合流です。
その前に、朝日会に車を取りに行きます。
朝日会の今日の琉球新報のトップニュースには、
昨日、恩納村で潮干狩りに来た男性3人が
亡くなった記事が一番大きな活字で報道されていました。
今は潮干狩りの季節なので、浜に出る方が多いのですが、
昨日は大変風が強く、波も高かったので、
あのような時に出て行くのは、
判断が難しいところだったと思います。
風がとても強い日だったので、甘かったです。
前兼久の港で、車を取り出し、金城正則さんのお家に向かいました。
金城千賀子さんは、朝早くから起きて、
これから皆さんで食べるために、
重箱を用意してくれていました。
今日の旧暦3月3日の雛祭りに海で食べる
お弁当を作ってくれています。
おにぎりと、いろいろなお煮しめです。
金城千賀子さんが作ってくれたお弁当には、
以前、冨着絹子さんのお家のお料理で見た、
魔除けの「サン」が入っていました。
「サン」とは、ススキの葉3枚を結んだものです。
使い方は、ご馳走を運ぶ時や、お弁当を持ち運ぶ時に添えます。
港に行ってみると、まだ少し時間があります。
10時ごろでしょうか、金城家の一門で、
漁業組合の組合長をしている金城重治さんが、
金城正浩さんの奥さんの初子さんと一緒に
海の見える岸壁に祭壇を設けていました。
昔から、海で亡くなった人の慰霊に、
お酒や食べ物を捧げて、お線香をお祀りしています。
これも沖縄風の行事です。
すぐ前の海で、ご馳走を捧げて、皆さんがお祈りをして、
そのご馳走を頂くことになります。
松葉博雄も入れてもらって、お参りをしました。
昨日の潮干狩りで亡くなった3名の方の慰霊にも、哀悼をしました。
お煮しめ、大福餅もあります。
潮が満ちてくるまで、しばらく朝日会のテントの中で
、潮が引く、潮待ちをしています。
金城千賀子さんは、
この朝日会のテントに入るのが初めてということです。
お昼近くになってくると、潮がどんどん引いてきています。
今日、一緒に乗る方が、続々と集まってきました。
村会議員の糸数昭さんもいらっしゃいます。
そのほか、清光建設の社長の石川みつるさんも一緒です。
読谷(ヨミタン)からは、仲原さんも参加です。
メンバーが、ほぼ揃いました。
天気は、快晴で、風は止まって、これなら安心の上天気です。
金城正則さんの船の「めぐみ丸」に乗って、
冨着ビーチの方に出発です。
2007年4月19日(木)