今帰仁(なきじん)湧川小中学校 跡地利用 だいこんの花が『あいあい手作りファーム』を経営
今帰仁(なきじん)湧川小中学校 跡地利用 だいこんの花が『あいあい手作りファーム』を経営 今帰仁村の湧川小中学校は、村のレストラン農家の食卓として、新たな観光資源になっています。 第151回沖縄訪問(25)社長ブログ/沖縄ブログ/恩納村ブログ/恩納村リゾート生活
今帰仁 農家の食卓
今帰仁村湧川の小中学校跡を利用した、
今帰仁の里あいあい手づくりファームで、頂く事になりました。
今帰仁へ行くには、高速道路の終点の名護まで行き、
そのあとは国道58号線を北に走ります。
名護市内の分かれ道に、なきじんの標識があります。
今帰仁を、なきじんと読めるのは、沖縄の人です。
内地の人が初めてこの字を見ても、
今帰仁をナキジンとは読めません。
今帰仁の村は、ヤンバルの深い森の中にあり、
北部のような立て込んだ住宅地ではありません。
家の庭にはバナナの木やヤシの木が茂っていて、
いかにも亜熱帯気候の沖縄だなぁと羨ましく思います。
今帰仁の里あいあいファーム
今日の今帰仁の里あいあいファームを
片山正喜さんが知ったのは、
テレビの報道でだそうです。
沖縄では、小学校と中学校が一つの学校にあるのが普通です。
沖縄でも少子化が進み、かつての小中学校の統合が進み、
その結果、廃校となる小中学校が各地にあります。
取り壊して、更地にするには勿体ない校舎もあります。
それに着目して、今帰仁の湧川小中学校では、
跡地を利用して、宿泊設備と、飲食設備を作りました。
2009年6月には、 那覇の小禄(おろく)にある、だいこんの花小禄店に行った事があります。
今帰仁 村のレストラン 農家の食卓
村のレストラン 農家の食卓にようこそと、看板が出ていました。
小中学校の校舎を改造して、だいこんの花が経営する、
村のレストランに入りました。
注文のシステムは、一品ごとの料理を注文するのも良し、
バイキングを選ぶのも良し、一品とバイキングを重ねるのも良しです。
もちろん、ビールもあります。
学校だからと言って、ビールが飲めないのかと思ったら、
もう、湧川小中学校には、先生も生徒もいないのです。
だから、工場直送の美味しいビールが頂けるのです。
今帰仁 豚肉のレモンステーキ
ここでも、やわらかステーキを選ぼうとしていると、
奥さんからせっかくだから今帰仁の豚肉料理を食べなさいと、
指令が出て、ステーキは見送りです。
代わりに、今帰仁パイナップル豚と
自家製バジルの豚肉のレモンステーキです。
サラダのバイキングも選んだので、
農家で作った無農薬有機肥料の野菜サラダを頂く事が出来ます。
豆腐が美味しいのです。
野菜も新鮮なまだ青々とした野菜です。
あれやこれやを多品種少量で頂く事ができました。
経営はダイコンの花
ここで、お店の方にこんな上手な経営は、
誰が行っているのかを尋ねて、
この経営主体がだいこんの花であることを知りました。
野菜サラダを食べていると、しばらくして、
豚肉の檸檬ステーキが焼き上がりました。
案内の方は、「あいあい手作りファーム」の古我知大さんです。
この仕事の前には、ホテル勤務の経験があるそうです。
今帰仁村湧川小中学校の雰囲気を残しながら、
かなりのリフォームを行って、
お手洗いなどは街の人が気に入るように、綺麗にしています。
野菜も良し、料理も良し、値段も良し、
雰囲気も良し、接客も良しで、
とても雰囲気の良い農家のレストランでした。近ければ、
これからも時々訪ねたいレストランです。
2015年3月3日(火)